hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

思想信条と命は別です。アホな扇動に踊らされず、先ず命を大事にして欲しいものです。

 レムデシビルの有効性は、ある程度証明されたとの情報が出てきております。あのギリアドですから。まあ、信頼性は高いと思います。つまり、タミフルを開発したところですから。ただ、生産能力は無いと思いますので、どこかがライセンス生産するのでしょうか?タミフルと同じように、ロシュでしょうか?日本では中外製薬ですね。

 アビガンについても、ぽつぽつとではありますが、有効性を示す情報が出てきております。基本的にアビガンは有効であると思います。ただ、使用量がかなり多い。これは、結構リスクがあるようには思います。正直、あの量ならば、肺に噴霧するとかの方がいいのかなとは思ったりします。薬の場合、経口薬は、胃なり腸なりで、溶けて、血中で体に配達されるのですが、点滴よりは効率が悪い。肺に直接持ってゆく事が出来れば、安全性も有効性ももっと上がるのかもしれません。ドラッグデリバリーシステム(DDS)という概念がこの場合検討材料でしょうね。

 レムデシビルは、点滴のようなので、管理方法は難しいだろうと思います。実際の運搬も、かなり大変なのかもしれません。しかし、アビガンは錠剤ですので、温度管理も不要ですから、アフリカとかのコールドチェーンが確立していないところでも流通可能であろうと思います。

 今日、東京の感染者は201人ですが、それでも、あまり多くないように思います。このくらいで収まっているのは本当に幸いであります。しかし、全国では500人を超える人達が毎日、感染発覚しております。減る傾向は今のところありませんし、重症者の数も200人に近づいております。今日あたりには200人を超える事になるだろうなと思います。現実的に言えば、今、重症者のほとんどは、死と直面する事になるのだろうなとは思います。つまり、今お亡くなりになられた方が、136名(厚労省発表15日現在)ですが、300名に到達するのは、ほぼ確定であろうという事になるでしょうね。残念ではあります。途中ではここまで行かないだろうと思っていたのですが、3月の花見時期の気の緩みが痛かったですね。

 石田純一さんが残念ながら発症したという報道があります。心配しているのは、一部にあるアビガンへの過剰な拒否反応です。特に、サヨク系の方は盛んに否定的発言をされています。元理研の研究員の方の否定的な意見を書かれている方のブログを見たりしましたが、かなり古い情報で10年くらい前の話なのかな?と感じました。彼らはまだ、時が止まっているように思います。ワクチンに不純物が入っていて危険であるとの言葉がありました。おっしゃるとおりです。その不純物がワクチンですから。ワクチンの有効性を高めるために、免疫機能を刺激するために、アジュバントと称して、毒素(無毒化されておりますが)を入れるというのが結構一般的です。水銀含有の話は、自閉症を引き起こすという論文が出たのが10年くらい前ですが、それは、現在では否定されております。ワクチンに入っている有機水銀は、マグロの刺し身100gに入っている有機水銀とほぼ同等と言われています。マグロ大好きな子供が自閉症になるんでしょうか?

 最近の免疫学の進歩は本当にすざまじく、癌発生のメカニズムがどんどん解明されております。抗がん剤についても、化学物質から、生物製剤(モノクローナ

抗体)のようなものに変化しております。世界で売れている薬品のTOP10には、生物製剤が並んでおります。これらの薬品が確実に人命を救っております。勿論、各々の製剤には、社会的な闇もあるでしょう。大会社と政治の癒着なんて、日本だけではなく、世界中にあるでしょうね。先程のギリアドの会長はかつて、あのラムズフェルドでした。(ブッシュ時代の国防長官)

 しかし、それでも、命を守るために、薬は作られています。そこには、開発者チームの心がこもっております。そこは、信頼して欲しいと思います。ドロップアウトされた研究者の方の事情はわかりませんが、もし、研究によって人を救うという心を有した方ならば、評論家みたないゲスにはならず、地道に研究を続けてほしいものだと思います。恐らく、ここ10年くらい情報を入れるのを止めているんじゃないでしょうか?

 私が心配しているのは、石田さんは、どちらかと言えばサヨクだと思うので、サヨクの言う扇動に影響されて、アビガンの投与を拒否するのではないかと危惧しております。思想信条はもう、この際おいて少しでも、自分の生命を守るという決断をしていただきたいなと思います。アビガン投与で、有効性がないかもしれませんが、それでも、それを投与することで悪くなることはないと思いますので。