hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

ワクチンに対して過剰に期待をされているんですが。

 ワクチンについてですが、言えるのは、ワクチンを作るのは簡単では無いという事です。世界中でワクチンに期待が膨らんでいますが。このコロナにおける解析も完全ではない中で、作られるワクチンについては、有効性について、論理的に証明するのは難しいだろうなと思います。その論理性が明確でない限りワクチンにはなりません。治療薬であれば、10%の有効性でも、90%の有効性でも、用途によっては有効であると言えると思いますが、ワクチンでは、感染防御力が、70%でも苦しいと思います。人々は100%をワクチンに期待しておりますが、30%が感染したとしたら、大問題になるんだろうと思います。そこには、有効性を証明する論理が必要なのです。

 今の段階で、ワクチンは、普通、株価操作か、補助金目当て以外は無いだろうなと思います。研究者も商売なんで、研究を続けてゆくには、お金が必要です。それ故、こういった自己PRも必要ではあります。しかし、それをあまり信頼過ぎるのは良くありません。まあ、できればもうけものくらいなんだろうと思います。

 ともあれ、ワクチンは難しいものです。10年くらいの目線で見ないと無理だろうと思います。そのためには、ウイルスの基本的な解析が必要です。感染のメカニズムと感染防御のメカニズムを解析していない限り、ワクチンの有効性を証明するのは難しいと思います。RNAウイルスは変異しやすいウイルスです。その変異について、感染メカニズムがどう変化するのか?あるいは、抗体に有効性に関する交差性はあるのか、今は明確にはなっていないと思います。それで、有効なワクチンができるとはとうてい思えない訳です。ワクチンの研究者においては、アメリカにおける、1976年の豚インフルにおけるワクチン接種事故が有名ですが。それを教訓とする必要があると思います。

 実は、私は個人的には、最低5年くらいは必要なのではないかと思っております。原始的な、ウイルス培養して不活化したワクチンでも。それ以外のワクチンは、DNAワクチンとかは、10年かかるんじゃないかなと。有効性はON GOINGでいいんじゃないかと言う人もおられるかもしれません。つまり、ワクチンを接種して、効く人と効かない人を調査する事で、証明できるじゃないかと。これは、論理的には正解なのですが、効かなかった人を考えると難しいなぁと。そんな無責任でいいのかと。その数が多ければ、マスコミは叩くだろうな。ワクチンそのものを否定されるだろうなと。というわけで、昔ならば可能でしょうが、現代ではとうてい無理だろうと思います。ほんと、ワクチンは難しいと思います。