hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

マスゴミは、数字では無くて思い込みで記事が書けるんだからいいですね。

 ある雑誌のオンライン記事で、S谷という方が書かれているんですが、「今後、死者数は急速に増えていく。“崩壊前夜”の日本の医療では感染爆発に耐えられない」という内容です。まさに、文系脳の方なんだろうなとある意味可哀想に思います。何故データーを見ないんだろうかと。医療は崩壊すると、だから、今後増えるんだと。ロックダウンしろとまで書いています。

 ロックダウンして、効果があったのは、中国の武漢だけです。他の地域では全く成功していません。武漢も諸説ありますが、数万人の死者があったんではないかとの説もあります。どうして、ロックダウンしたのに、死者が増え続けるのでしょうか?人と人との交流は避けているのです。でもどうして?つまり、ロックダウンでは無い要因があるのではないかという仮説を立てる必要があります。BCG説、人種説、初期感染説(軽い段階で、感染し、免疫保有者が多い)とさまざまな仮説がありますが、どうも、しっくり来ない。私は、当初からのイタリアの感染者と死者数について、理解出来ませんでした。まるで、インフルのような感染力です。エアロゾルのような感染する。そして、スペイン、フランスです。フランスは致死率15%に到達しました。アメリカは致死率4%弱です。感染者は多いので、死者数も多いのですが、致死率はフランスの1/3です。ドイツについては、2%台です。

 フランスは、医療崩壊しているのでしょうか?イタリアもスペインも医療崩壊しているのでしょうか?でもね。これらの国は、直ぐにロックダウンした国です。ロックダウンはそれ程の効果はありません。そうデーターでは出ているように思います。

 この記者の認識は、完全に思い込みです。これからもっと悪くなるというものです。しかし、客観的にデータを見れば、これから日本がフランスになることも、東京がニューヨークになるとはとても思えません。それは、何らかの違う要因があるのではないかと思います。もし、東京がニューヨークのようになるのならば、もっと早い時期になっているはずです。ニューヨークは指数関数的な増加時期がありました。東京はまだそうではありません。そもそも、80%は陽性かもしくは軽症であるというデーターはあります。とすれば、欧米の潜在的感染者数は、重症者及び死者数によって推測出来ると思います。つまり、日本においては、感染者の絶対数が少ないという事が言えるのではないかと思います。そして、感染者が発覚して、3ヶ月が経つこの時期において、ここまで増えないというのは、これからもそれ程増える事が無いという事だろうと思います。

 勿論、指数関数的な増加傾向が見られれば、別です。その時は、この記者の言うような状況になるのかもしれません。しかし、今はそうなっていないデーターです。それを捻じ曲げて危機を煽るような事は、マスゴミの犯罪行為だと思います。

 日本を含む東南アジアは、被害が少ない。欧米は被害が甚大である。この原因が全く理解出来ません。感染力が全く違うのです。違うウイルスのようです。日本においても、ヨーロッパ帰り、あの京産大関係者の方の感染力は相当なものでした。100人くらい感染したのではなかったでしょうか。最初の中国からのウイルスと比較して、ヨーロッパからのウイルスは別物に思えます。ただ、大阪のライブハウスクラスターは、中国の時期だったと思います。中々難しいですね。

 ただ、こういった、アホ記事を書く記者は、恐らく、子供の頃、算数が出来なかったんだろうなとは思います。理科は苦手だったんだろうなと。まず指数関数なんて理解出来ないでしょうね。まあ、知らなくても、疫学に関する記事を書けるんですから大したものです。でも、間違ってますよ。今のところ。