コリカマイドの発見は、ノーベル賞級の発見なのでは？

　京都大学、東京大学、大阪大学の共同研究により発見された、コリカマイドというアジュバントは、従来のワクチン概念を変えるくらい画期的なもののようです。ワクチンの有効性を高めるために、一般的に、アジュバントを使用されています。例えば、一般的にはアルミニウム塩とか、ジフテリアとか破傷風の毒素（無毒化したものですが）、スクワレンという不飽和脂肪酸の一種（ある専門家は、スクワレンは救われんと揶揄したりしておりますが）といったものが一般的でしたが、直接、トルライクレセプターを活性化するもの（論理的に、意図的に活性化するもの）については、明確な答えが出ておりませんでしたが、今回、それが、一つの可能性として示されたという事だろうと思います。もし、これが真実であれば、この物質を入れた抗原を有するワクチンの有効性は非常に高まる事が予想できます。勿論、今回のコロナには、中々難しいでしょうが、１０年後のワクチンは、抜本的に変わっているかもしれません。

　本当であるなるならば、世界のワクチンを変える大発見であるのではないかと思います。（対象としては、全てのワクチンです）これ、海外の大手薬品メーカーが揉み手で、やって来るのでは？なんて、思ったりします。先生方、大変かも。