hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

オックスフォード・アストラゼネカのワクチンで、深刻な副作用との事。

 このワクチンは、ウイルスベクターワクチンです。アデノウイルスの遺伝子を組み替えて、表面抗原をコロナに変えるというものだったと思います。基本的には、この種のワクチンが実用化された事は無いので、理論上は可能という事だったのだろうと思います。

 世界ワクチンメーカーとして有名なのは、サノフィ・パスツール、GSK、メルクだと思います。ファイザーも肺炎球菌ワクチンをもっておりますので、売り上げ高は大きいのですが、いわゆる単品メーカーです。その大手、3社はワクチンに関するノウハウを十分に持っていると思うのですが、あまり話題にならないのは、何故なのだろうと思っておりました。めくら蛇に怖じずということわざがあります。短期的に作成したワクチンの危険性を大手ワクチンメーカーは理解しているという事なのかもしれません。

 そもそも、このワクチンは中和抗体獲得と同時にT細胞の活性化(つまり、自然免疫の活性化)認められているとの発表がありまして、一部の専門家は、いい事がと解説されておりましたが、T細胞が活性化するという事は、自然免疫では完全に異物として認識するので、感受性の高い人ならば、サイトカインストームが発生する危険性がある可能性もありますので、ワクチンでは、危険なのではないかと思っておりました。

 組成がわかりませんので、何とも言いにくいのですが、自然免疫を活性化するくらい強力な毒素をアジュバントで入れている可能性があるのか?それとも、抗原量が多いのかという疑問はありますが、確か第3相は、1万人規模だったと思いますが、そこで、恐らく、死者もしくは重篤な副反応が出たのではと思いますので、通常の場合、ワクチンとして承認を得るのはまず無理ではないかと思います。何等かの組成を変えるとすれば、前臨床からやり直しだと思いますので、1年くらいは加算されるでしょうね。

 mRNAワクチン群が残っておりますが、このワクチンは、結構有効性に実績が無いので、強力なアジュバントか抗原量を増やすだろうと思いますので、同じように、副反応が発生する可能性もあると思います。なかなかワクチンの未来は厳しいように思えます。中国のシナバックスでしたっけ、Vero細胞を使用した、昔ながらのワクチンが実用化されておりますが、このワクチンが最も、信頼できるかおしれません。ただ、大量生産という意味では絶望的ですが。

 そもそも、このコロナにワクチンが必要なのかという疑問はあります。特に若年層に必要なのか?70歳以上の方ならば、ワクチンは有効だと思いますが。ただ、70歳以上の方にワクチンを接種すると、免疫上昇と引き換えに接種事故の発生も考えられますので、コロナで死ぬ人の数とワクチンで死ぬ人の数、どちらが少ないかというレベルになるのではないかと思ったりします。私は、ワクチン否定派ではありませんが、ワクチンを安易に考える風潮に疑問をもっております。そんなに簡単にワクチンを作れないし、全員に効くなんてワクチンはあり得ないからです。