hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

ファイザーのワクチンが緊急使用申請を、楽しみです。

 アメリカでは、ファイザーのコロナワクチンを緊急使用申請するような報道がなされております。確か報道では、PhⅢとして、プラセボーを含めて45000人に接種して、コロナ発症者170名中8名がワクチン接種者であったという事で、94%の有効性があるとされていると報道されております。副反応は2%くらいに頭痛の倦怠感があったのみとの事で、非常に優秀なワクチンであるとの触れ込みです。

 緊急使用は恐らくこの状況ですので、直ぐに許可されると思います。ただ、それは、PhⅢ+αという意味で、例えば、10万人、20万人と接種者を段階的に増やしてゆく事になるのではないかと想像します。流石に、新ワクチンを一度に100万人、10000万人に一度に接種するのは、リスクが大きすぎますので、それはしないだろうなと思います。少し疑問に思うのは、T細胞が活性化するという情報です。T細胞の過剰な活性化は、サイトカインストームを誘発する事になるのではないかと思いますので、そういった、副反応が出たという報告が無いのが不思議に思うところです。つまり、サイトカインをコントロールできる、或いは、それ程、極端に活性化する事は無い。という事であるならば、人間の個体差もあるので、T細胞自体はそれ程極端に活性化するような、つまり、サイトカインストームを起こさないくらいの活性化がなされるという事であろうことから、逆に、T細胞によるウイルスの捕食はそれ程ではないのもしれないという事なのかなと思ったりします。それで、有効であるならば、リスクは少ないので。

 出来れば、感染者の多い町、人口がある程度少ない10万人くらの街で、外部との交流が少ない町とかがあれば、非常に、Dataとしては参考になるかもしれませんが。どうなるんでしょうね。ただ、現実問題として、170人の発症者の10倍くらいは、陽性者がいるのではないかと思いますので、今のPCRによる検査で、陰性になるのとワクチン接種しても、陰性者が増えるとは思い難い部分があります。ワクチンは、あくまで、発症しない、発症しても重篤化しないものであって、完全に防御出来るものでは無いと思うからです。つまり、今のようなPCR検査を行い続けてゆくならば、陽性者は減らないかもしれません。