日本のジャーナリストを称する人達のレベルについて

　USA在住のジャーナリストと言われる方が、○日新聞系で、アメリカのコロナ対策を絶賛して日本をディスってましが。どうやら、アメリカも結構大変みたいですね。NYCでは、検査、検査、検査をして、多くの陽性患者を出したおかげで、医療崩壊が起こってしまったようです。検査、検査、検査て大切なんでしたねぇ。日本は駄目で、アメリカはさすがなんですってね。

　作家で、ジャーナリストで、出版プレデューサーと自称されておられる、Y氏は、「日本は本当に「持ちこたえている」のか？ NYタイムズ記事に見るアメリカのPCR検査の実態。」という記事を書かれていて、致死率の低いアメリカや韓国は正解で、日本は危機である的な事を述べられておりましたが。この方、文系？数学弱かったんだろなぁと思います。つまり、致死率を見れば、ほぼ無条件で測定した韓国や、一部アメリカ、フランス、ドイツ等が低いのは当然だと思います。じゃあこの国の死者の絶対数はいくらですか？こんな簡単な数字も見えないのに、ジャーナリストですと。怖い怖い。まあ、自分でジャーナリストを称すれば、ジャーナリストでしょうから。

　この、お二人の特徴は、基本的に、事実を客観的に見ない、先入観で、思い込みで物事を見る。つまり、まあ文系脳なのでしょうね。私立大学入試に数学が必要なかった時代に、大学に入られた方なのだろうと思います。こういった方は、勿論、思い込みばかりの社会面に力を入れて頂いて、算数が必要なデーター分析をベースとした記事を書くのをやめた方が良いように思います。恐らく、専門家にデーター分析についてレクチュア−を受けても理解出来ないのではないかと思いますので。いつもの、お涙頂戴の、ミクロ視点の記事を書く方がいいのではないでしょうか？○日グループが大得意の記事だと思いますが。

　データー分析をベースとして記事を書く事の出来る、記者って、恐らく記者になっていないんだろうなと思う事がありました。たまに、取材を受けることがありましたが、結構、しっかり分かりやすく説明しても、理解して頂けないか、誤解（意図的かも？）される事もありました。まあ、勿論、業界紙とかの専門分野の記者は、物凄い知識を有しているのですが、メジャー紙には、そういった方は殆ど居ないんだろうなとは思いました。ともあれ、先ずはデーターを見て、そこに何があるのか、それを論理的に導き出して欲しいものです。安倍が悪い！！で全てが片付く訳ではありませんのでね。