hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナの今後の予想 2021/01/31

 イメージとは恐ろしいもので、コロナに関してはドイツがしっかり対応している印象があったりします。しかし、今のデーターを見れば、ドイツはそれ程優等生ではありません。感染者数は世界で9位の220万人ですし、5万7千人が亡くなられており、致死率は2.57%です。これは、劣等生と言われている、イタリアやフランスやイギリスとあまり変わりません。アメリカは、世界で一番感染者を出し、死者も出しておりますが、2600万人の感染者で44万人の死者となっておりまして、致死率は1.7%くらいです。つまり、致死率からすれば、ドイツはアメリカよりも悪い事になります。

 致死率は、基本的には、PCR検査(抗原検査を含みます)とその国の医療体制に依存すると思います。医療体制が同じであれば、PCR検査で陽性者を拾い出している程、致死率は下がると思います。勿論、医療体制に問題がある場合もあると思いますが、ドイツは医療に関しては日本の専門家は絶賛しておりましたので、レベルは高いのでしょうね。とすれば、PCR検査不足で陽性者を拾い出せていないという事になるのではと思います。TV◎日の◎川さんがドイツを絶賛しておりましたが、それは少し違っていたのだろうと思います。

 日本は、1.46%です。つまりこのデーターから見れば、PCR検査が不足しているという事は無いのだろうと思います。一部マスコミに洗脳された人が多く、PCR検査で隔離すれば、感染症の拡大を防止出来るという理論を信じておられる方がいますが、検査を最も多くしているアメリカやヨーロッパで、こういった状況です。じゃあ、中国は、韓国は、台湾はと直ぐに論点のすり替えをするのですが、ここの特徴は、明確に、クラスター管理だと思います。そして、それを維持するための強力な私権制限だと思います。それを日本のマスコミが望むとは思えません。

 少し悲惨なデーターの国があります。メキシコです。180万人の感染者で15万人の死者、実に致死率8.5%です。これは、間違いなく、検査が足らないか、完全な医療崩壊が起きているという事が言えるように思います。インドやブラジルでも1.44%と2.44%です。100万人以上の感染者がいる国で、致死率が5%を超える国はメキシコだけです。

 コロナ感染症は、主要国では沈静化に向かっているように見えます。しかし、拡大予備軍も出来つつあるのかもしれません。南米とかアフリカとか、そして超大物の中国とか。中国は、本当に神経質に対策を立てておりますが、その対策は、もしかしたらこの春節で崩壊してしまうかもしれません。もし、中国で、世界最大の感染が発生したら、東京オリンピックどころか、世界経済が壊滅してしまう事になるのではないでしょうか?中国は本当に最初の発生源であり、もしかしたら最終の地になるのかもしれません。というか、そうなるのではないかと危惧しております。あの武漢レベルの感染が、北京、上海、広州で同時に発生したら、流石の中国も万事休すでしょうね。

 感染者の減少傾向を見ても、ピークが高かった場合は、正規分布的な収束はせずにある程度まで下がるとそれ以下にはならないような傾向があるように見えます。日本も現在はかなり減少傾向ではありますが、全国で1000、東京で500くらいで止まるのではないだろうかという思いもあります。それでも、その数値ならば、コロナと共存出来るとは思います。しかし、そこに、感染爆発した中国からどっと入って来たら。と考えると、やはり、日本のコロナは中国にかかっているのかもしれないと思います。