hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

「新タイプのウイルス、6月に突然出現…東京から感染拡大」

 やはり、想像されていたように、「新タイプのウイルス、6月に突然出現…東京から感染拡大」、今、流行しているコロナウイルスは、欧州タイプからの変異体の可能性があります。4月、5月と、異なり、感染力がかなり強い可能性があります。と同時に、いわゆる発症率は低い、更に、重症化率は低いのであろうと予想されます。とすれば、4月、5月とは、感染防御に関する手法が変わるという事になります。どの程度の感染力があるかが数値として出ていないので、想定するのは難しいと思いますが、もし、本当であれば、PCR検査、隔離という、PCR教の教義での、感染防御は不可能になります。PCR検査で特定するスピードよりも、感染拡大するペースが速いと、PCR教は役に立ちません。4月、5月のヨーロッパ型でも、PCR検査による感染、防御が有効性に疑問があるのですが、それよりも早いとなると完全に無理で、検査するだけ無駄でしょうね。

 NYをマスコミは褒めたたえますが、NYは、間違いなく、集団免疫による感染抑制が出来つつある段階なのではないかと思います。口は悪いですが、アホでも、あれだけ犠牲にすれば、解決策を考えます。単にそれだけだと思います。何度も、書いてますが。ドイツも、まだ、1000人単位の感染者が発生しております。減りません。PCR検査を沢山行っているのですが。

 致死率の問題は、もしかしたら、国ごとに、陽性者と発症者のカウントの仕方に差があるという事なのではないかと思います。日本も5月頃には、5%を超える致死率でしたが、今は、2%台になっております。この事は、初期には発症者のみをピックアップしていたのが、今は、陽性者の多くを取り込んでいるので、下がってしまったのではないかという事ではないのだろうかという事です。ドイツの致死率は4%台で、アメリカやブラジルが3%台であるというのは、この事が原因ではないかと思うのです。マスコミが褒めたたえるNYは40万人の感染者で3万人の死者が出ましたので、8%くらいの致死率です。私は、5%が医療崩壊の基準であると思っております。それは、このウイルスが2%くらいの致死率しかない感染症であると考えれば、通常の致死率の2倍を超えるような死者を出した場合は、やはり医療に問題があったのではないかという仮説です。つまり、NYでは、完全に、医療崩壊が起きていたのではないかと想像できます。勿論、フランス、イタリア、スペイン、UKは確実に医療崩壊により死者を増やしたと思います。しかし、NY以外のアメリカやブラジルは3%台であるという事は、それなりに医療は機能しているんだろうなと思います。死者の絶対数が多いのは、それは政策の問題だと思います。医療に関しては、救命率ですから、致死率が5%以内であれば、持ちこたえていると思うべきではないでしょうか?

 日本でも、一時は5%を超えておりました。これは、医療崩壊が発生していたと思います。死ななくても良い命を救えなかったのだろうと思います。その原因は、間違いなく、ハイリスクな人達を守れなかったという事に尽きると思います。院内感染、介護施設でのクラスターによる死を防ぐ事が出来なかったのが、この結果になったのだと思います。ですから、世田谷の病院でクラスターが発生しているのに、世田谷モデルとか言って、無症状の陽性者を拾い出そうとしているような、理解力の無い政治家は、本当に害でしかないと思っております。基本は、高齢者と病院にバリアを作るために、検査能力を集中投入して、そこを徹底的に守る事であろうと思います。98%の人は感染しても自然に治癒する感染症であることは、WHOでも明確に示されております。