幸せの国、日本。

　不倫とかの問題で、マスコミが面白がっておりますが、マスコミが面白がっているという事は、国民が面白がっているんでしょうね。まあ、物事の重要性が、コロナよりもさくらだと言う人が国会議員でおられるのですから、このボケた国会議員がいる国の、国民はボケてるんでしょうね。

　不倫というか貞操という概念は、そもそも、女性差別から生まれたのではないでしょうか？そもそも、自分が魅力的で子孫を残したいと思う異性と関係を持つというのは、人間の本能ではないでしょうか？それを女性は男の財産であるとの理論から貞操という概念が作られたという事ではないのかなと思います。

　倫理というものがありますが、それは、人間が決めたものです。１人を殺す犯罪は悪、１００万人を殺す戦争は正義と決めたのも人間です。人間を殺すのは悪、牛を殺して食べるのは正義、クジラを殺すのは悪と。得て勝手ですね。その程度のものだと思います。

　何故、不倫にこれ程注目するのでしょうか？そもそも、芸能人という業種の方に聖人君主を求める必要があるのでしょうか？彼らに要求されるのは、演技であり、それ以上でもそれ以下でも無いと思います。そもそも、不倫はその当事者の問題であって、他人は全く関係無いと思います。

　政治家がボロなのは、それを選ぶ国民がボロなのです。マスゴミがボロなのは、それを見る国民がボロなのです。国民がボロなのは、ボロでも生きて行ける国だからです。それは、逆説的に言うと幸せな国であるという事だと思います。