hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

立憲と国民の合流について。

 立憲民主党と国民民主党の合流という何というか、悲しい動きが進んでいるようです。そもそも、この政党は、前の総選挙にて、前民進党の時代に、戦争法案とまで言って抵抗した安保法制で、袂を分かった人達だったはずです。希望の党という、小池旋風に乗った人と、乗らなかった人だったはずです。小池旋風に乗った人は、戦争法案賛成の踏み絵を踏まされたはずです。でも、風がピタッと止んでしまった。立憲の方は、逆に信念を通したという事で評価されたので、多くの人が当選した。逆に、風が吹いたという事ですよね。でも、今、どっちも風が止まっている状態で、次の選挙に苦戦するのではないかという事から、合同しようという思想だと思います。その中で、共産党社民党を含めた野党共闘で出ようと。

 本質的には、本当さもしいなと思われる人達だなぁと。まあ、さもしさも此処まで来れば、一つの思想として認めてもいいのかもしれませんね。自分選挙当選目標党とか(略して、自分党)なんて、新党名がいいんじゃないでしょうか?

 彼らが本気で政権を担うつもりがあるのならば、地方自治体の首長として実績を積んで来るべきではないかなと思います。政治家というのは、とっても難しい職業だと思います。特に、行政に関しては本当に難しい。日本のマスコミは、行政を糞みそに叩く事だけが目的と化しております。それ故、マスコミ出身で、国会議員になられた方特に、野党の方を見れば、理解できると思います。彼らは、糞みそだけは、残っているんですが、何も出来ない。つまり、妥協が出来ない。常に自分のBESTだけを目指して、国民にとってのBETTERを受け入れる事が出来ない事が多いのです。それは、マスコミという無責任な世界でいたからだと思います。それ故、地方で首長の経験をしてみれば、政治は、BESTを目指して何もしないよりは、BETTERで妥協して、積み上げる事が大切だと勉強するはずです。というより、そういった思想が無いので、国会議員をしているのかもしれませんが。

 鹿児島県知事を見れば、マスコミ出身者の問題が良くわかるはずでした。元TV朝日の記者で、原発反対で、当選した方が、2期目は、自民党に推薦してもらって、落選したという結末です。まあ、彼の政治家としての能力不足が、4年間で県民にも理解されたという事なのでしょう。こういったふるいにかけた後、その成功者のみが、国会議員になれば、国会というものが、もう少し、国民のために機能するのではないかと思います。

 立憲の枝野氏が、感染症法の改正について、特に罰則規定について、必要無いと主張されております。実際は必要かもしれないが、今の政権においては、それが悪用される可能性があるので、必要無いそうです。この論理に、まともな人が賛成すると思いますか?必要であるならば制定し、悪用されないように監視し、命をかけるのが、野党の使命ですよね。国会だけで、口だけで、官邸前でデモだけで、何の実効性も無い事をしているような暇があれば、野党議員が反対として、全員辞任すればいいんです。そして、無理やり補欠選挙を戦えば良いのです。そうすれば、野党のいう事が正論であると国民が判断すれば、野党議員が再選されて、大きなうねりになるでしょう。そんな事すら出来ないから、国民から冷たい目で見られるのだと思います。そもそも、楽観論に基づいた、責任放棄の机上の空論ばかり言っているんで、その国民からの冷たい目を、逆に、国民蔑視の思想に変えているんでしょうか。彼らがいつも、国民の国民目線のと、言う国民は、彼らを支持する一握りの人達であり、私たち一般の国民を一緒にするなといつも思います。

 そういった人達も現実に、スモールスケールで行政を経験すれば変わると思います。是非とも、国会議員になる前に、地方行政の経験を。(というか、野党にとっては、地方の首長よりも、国会議員の方が成り易いという側面もあるようですが。だから、ボロばっかりが、いるんでしょうね。)