hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

官僚は政治家にとってツールであってそれ以上のものでは無いはずです。

 菅首相の発言の中で、指示通り動かない官僚には、異動してもらうという事に、マスコミは粘着するのですが、彼らの世界では、上司の指示に従わない事について、許容されているのででしょうか?反対意見を述べる事は大切ですが、指示に従わないというのは別です。それでは、組織が機能しません。それで、そのポジションから異動してもらうというのは、当然の事ではないのかと思います。新聞社や、Tv局では違うのでしょうか?

 そもそも、日本には官僚信仰があります。政治家より官僚の方が賢いと。確かに、官僚の学歴、経歴は素晴らしいものがあります。しかし、時を見る目や、責任感において、他の人より優れているとは言えないと思います。政治家は、そういった面で優秀な人がおりますので、そして、その責を負いますので、意思決定を政治家がするという事が重要で有ろうと思われます。官僚は、あくまで、ツールです。優秀であれば優秀である程、使いやすいツールで、ご主人である政治家に使ってもらう必要があります。勿論、官僚の中にも、意思決定をしたいという人がいて、その能力のある人がいると思います。その方は政治家になれば良い、それだけだと思います。

 世間で言われている、能力の中で、政治力とは別物だと思います。最も、無能な政治家(成果を出せないという意味で)を拾い出してみると、マスコミ関係者、学者、弁護士といったところで、そもそも、弁が立つ政治家は、実行力が弱いように見えます。(偏見です)安倍元首相も言われていたとおり、政治は結果だと思います。結果を出せない政治家は、無能だと思います。意見を言う事、反対する事、政権交代だけを夢みているだけの、政治家には、価値がありません。反対する法案、自分達の理念に合わない法案であったとしても、泥水をすすっても、少しでも、ましな変更を加えて、次に、さらなる変更を可能とする余地を残すために、全力を尽くす事が重要であろうと思います。それでが出来ないのであらば、結果的には、、与党に対する消極的賛成のようなものです。それでは、全く、国民に対しては意味がありません。

 政治というものは、国民にとって、非常に大切なものであります。そこには、国民に対する真摯な心が存在している必要があります。時としてそれは、国民世論に反するものであるかもしれませんが、それでも、将来的に国民に理解してもらう事を信じて、自らの責任で、意思決定を行うという重要な仕事だと思っております。