hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

Black Lives Matter

 Black Lives Matterは、「黒人の命も大事である」と日本では訳されております。誰が訳したのでしょうか?実際の彼らの活動を見ていますと。「黒人の命が大事である」という訳し方の方が自然です。「も」というのは、白人も黄色人種もという意図でしょうが、この文字には、「も」とい意味は含まれておりません。訳された方が「も」と入れたのでしょね。しかし、BLMの組織では、白人との共存を目指しているわけではないようですし、そこまで、共存的な社会構築しようという余裕も無いと思います。彼らにとっては、彼らそのものが大事であるというところからスタートしているはずなので。

 アメリカの民主党は、かなりおかしな事になっていると思います。それは、共和党がおかしくなったからでもあります。共和党は、ブッシュがあまりにあまりだったので、政権を失いましたが、民主党オバマがあまりにあまりだったので、政権を失いました。しかし、トランプはさらにあまりにあまりなので、今度は、あまりにあまりなバイデンになろうとしております。アメリカという国は本当に矛盾の宝庫です。そもそも、自由とわがままが同一化された社会だと思いますし、貧富の差をアメリカン・ドリームという美辞麗句によって誤魔化されております。慈善事業と称して、富裕層は、上からの目線で貧困層に奉仕をしているように見せかけて、実際は、それ以上を貧困層から吸い上げているのです。それを肯定するのが、アメリカという国です。

 黒人問題は、社会問題でもあります。しかし、実を言うと、アメリカという国は、半数が白人以外になろうとしています。それでも、白人が支配する環境を維持しなければならないと多くの白人は考えるでしょうね。そのためのまやかしが、民主党左傾化というものだろうと思います。つまり、共産社会にして、建前上平等にすれば、普通に、能力に貢献に応じて、階級社会を構築出来ると。あれ?これって、中国なんじゃないでしょうか?

 日本人は純粋なので、人種差別やらに義憤を感じるのですが、本質的に人種差別問題は、極度に政治化しておりますので、感傷的な義憤をうまく利用されてしまうのだろうと思います。