世論調査が捏造される社会って、どれだけ、後進国なんでしょうか？

　SK新聞の世論調査のDataが捏造されていたと報道されております。まあ、そうなんでしょうね。K国のネットでは、日本ならあり得る話だと、大笑いされております。そりゃあそうでしょう。政府のDataも改ざんされ、それを批判するべきマスコミのDataも改ざんですから。もはや笑い話の世界ですよね。

　SK新聞だけではありません、○日新聞なんかも、憶測記事、捏造記事がお得意ですし、まあ、週刊誌の方がよっぽど、真実を突く事がありまして、新聞はその情報を追随する的な感じもあります、週刊誌のレベルが上がったのか、それとも新聞のレベルが下がったのか。それはわかりませんけども。

　日本人がDataを大切にできなくなった事情は、日本が情報処理に関しては、世界的にも後進国だからだと思います。後進国とは差別用語なので、発展途上国と言うべきなのですが、日本に関しては、発展途上ではありません、発展する意思を保有しておりませんので、途上国では無く、自主的に後進国となっているのだろうと思います。膨大化する、情報収集に関するスキルもツールも環境もないのです。例えば。経済産業省の生産動態統計調査というものがありますが、企業に紙で送付しております。これ、作り話、笑い話ではないんです。これを各企業の担当者が鉛筆なめなめ作成し、それの統計を（手書きOCR　これも本当ですよ、ネタではなく）でデーター集積をしているんです。物凄い手間ですよね。企業に対し、4Q毎の会計データの提出（バッチ処理でOKです）を義務付けたらいいのにと思います。中小企業については、政府肝いりで、会計ソフトを作って無償で配ればいいのにと思います,クラウド処理を前提として（水商売とかパチンコ屋とかにも使用を義務付けるのです、もちろんいわゆる反社関連企業にも、政治資金団体にも、NPO法人にもね。）。とすれば、企業の会計データはすべてガラス張りになりますし、その処理を経ない資金は、全て洗い出されます。（違法ですから、銀行を使用出来ません。動産を購入する際にも、マイナンバーとヒモ付されますし、海外送金も無理ですので、漁船でも雇って、現金を海外に違法送金するしかありません。ただ、それも、キャッシュレス社会になれば、足が付きます）毎月１０日くらいには、正確なデータを経産省は受け取る事が出来ると思いますし、財務省も、金融庁も日銀も、しっかりとした政策が出来ると思います。脱税も直ぐに発見出来ますし。

　個人に対しても同じです。全銀行口座をマイナンバーとヒモ付すれば、いわゆる振り込め詐欺の温床を潰す事が出来ます。もちろん、中国では、その個人ナンバーの売買が行われていると言われておりますが、日本もそうなるのかもしれません。ただ、そこに、指紋認証とか個人情報認証とかを紐付ければ、かなりガチガチになるはずです。銀行口座を指紋認証等の生体認証にすれば、まず、振り込め詐欺は難しくなるでしょうね。

　コロナの時にも思いましたが、全病院の患者データ（サマリーだけでOK）をデイリーで提出して貰えれば（これも、システムに小さなアドオンを作って、バッチで送信にすれば簡単だと思います。）、厚労省も保健所もいわゆる情報収集業務は簡素化し、政策立案のスピードが上がると思います。公務員さんの本来の仕事はこちらなんですが。

　情報管理は、未来を作る事が出来ると思います。それは、情報管理そのものが未来を作るのではなくて、未来を作るという仕事に、情報管理が必須であるという事です。野球にバットが必要なように。バットが野球ではありません。人間が野球をします。しかし、バット無しで野球は出来ません。今の、日本は、バット無しで、野球をしろと無茶苦茶を言う人で溢れています。ですから、どんどん野球が弱くなっている訳です。今回のコロナで、日本がいかに遅れているかという事がわかったと思います。反動的な左翼ばかりの責任ではありません。日本人自体が、その思考回路が遅れているのだと思います。その意識を変えなければ、そして、日本人はもっと、謙虚になって、世界から教えてもらわなければならないと思います。