hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

マスコミは第2波ばかりを言いますが、ホントかな?

 日本は、コロナ感染症に関しては、小康状態といったところでしょうか?しかし、アメリカやブラジルは大変そうですね。繰り言のように何度も言うのですが、この感染症は、ほぼ飛沫感染ではないかと思います。そして、エアロゾルによる感染は少ないということだろうと思います。但し、濃厚接触は除くという事になるんだろうと。病院や、夜の街はやはり危ないという事でしょうね。

 飛沫感染なんで、基本、マスクで止まります。完全という訳ではないですが、かなり防御出来るんだろうと思います。ここでは、何度も主張しておりますが、N-95のマスクは、300nmの粒子を95%除去するというものです。このウイルスは200nmなので、N-95のマスクを通します。つまり、WHOや欧米で言われていたのは、この事だと思います。マスクで感染防御は出来ないと。

 しかし、マスクによってかなり感染拡大が防御出来たのも確かです。つまり、ウイルスが付着した水分、飛沫が感染の原因であったからです。これはマスクでかなり止まります。マスク+フェイスシールドでかなり強い感染防御になるのは確かですが、それでも、濃密な状況下では感染するケースもあります。この事は、唾液により抗原検査が出来るとなった事からもわかります。唾液の中にウイルスが大量にいたという事です。そりゃあ、飛沫で感染します。

 アメリカ人はアホなのか、それとも扇動されて正気を失っているのか?この状況下で、デモをやっています。そりゃあ、感染拡大するでしょうね。アメリカでは、もう死者が30万人を超えるかどうかと推測されているようです。今、11万人くらいだと思いますので、この3倍になるかもと。単純に飛沫を止めるだけでいいのに、何故、それが出来ないのでしょうか?経済活動は復活させてもいいんだと思います。基本、飛沫感染をコントロール出来ればなのですが。そういう意味では、マスクなんですが。マスクだけでいいんですが。

 CDCという世界最高の感染症対策組織がある、アメリカが、何故ここまで愚かな事をするのか不思議です。日本でも、まだまだゼロではありませんし、予断を許さない状況ではありますが、それでも、基本的にコントロール下にあると考えております。専門家は、第2波が絶対に来ると言っております。しかし、実は、私は懐疑的です。懐疑的になりました。日本では、第2波も、第1波と同程度か、それとも、それより被害が少ないのではないかという事です。それは、ロックダウンという愚かな事をしないでも、マスクと、予防措置(フェイスシールドや、カウンターのビニールカーテンやアクリル板、或いは、ソーシャルディスタンス等)をしっかりしておれば、完全にコントロール出来るように思っております。

 日本人は、結構、潔癖系の人が多いと思います。中国では、大皿で盛り付け、自分の箸で、人に料理を渡すのが歓待ですが、日本では、基本は、個別ですし、大皿の場合でも、取り箸がある場合が普通です。自分の箸で行くのは、鍋ですが、これは、ウイルスや細菌を殺すものですから危険性は薄れると思います。欧米ではそもそも、大皿の習慣がありませんので、その面では、日本よりも衛生的であろうかと思いますが、会話が問題でしょうね。彼らは、基本喋りますので、その時の飛沫で感染するんだろうなとは思います。

 日本では、ノロウイルス感染症がある程度ありますが、これは、間違いなく、刺し身とかの生魚でだと思います。しかし、これも、かなりコントロールされているようで、それ程、大流行にはなっておりません。逆に、日本人は生で魚を食べる事から、コレラ赤痢ノロといった細菌やウイルスに対して、ある程度ノウハウを持っているのだろうと思います。それ故、それ程の大流行にはならないという事になると思います。

 そういった意味において、日本人はある程度の感染防御が出来るのではないかと思います。そこで、第2波が来ても、それ程拡大するとは思えない訳です。検査キットも準備されておりますし、接し方のノウハウもある程度整備されていると思います。マスコミは基本的に不勉強ですので、医者といえば何でもご存知のように思うみたいですが、医者は、本当に、自分の専門以外については一般人です。感染症に関しては、専門家の医師、看護師は少ないので、いい加減な対応している人達も多かったと思います。防護衣やマスクや手袋の最も大きな危険性は、脱ぐ時なのですが、そのトレーニングをしていない医療関係者が多かったのではないでしょうか?そもそも、病院の多くには、気圧をコントロール出来ている施設はほぼありませんので、普通の部屋で、濃厚なウイルスを被爆した着衣を脱げば、そのウイルスが空気中に漂います。複数人で着替えをすれば、非常に危険です。感染症以外での防御衣は、汚れ防止なんです。ある意味、作業衣なんです。ですから、本当に汚れを閉じ込めるだけで良い訳です。ドクターXというドラマがあって、手術の後主人公がそのまま手術室から出て、手を洗う場面が定番なんですが、感染症であれをやると、全員が感染します。(笑)なぜなら、手術室は、無菌性を維持するために、陽圧(気圧が高い)なので、そこの空気は外部に流れる訳です。つまり、ウイルスを飛散するような、手洗いなんてするとその飛沫が陽圧で、病院内に拡散する訳です。

 本質的に、感染症の手術室は、陰圧です。陰圧では無菌性を担保出来ませんので、部屋の周りのスペースを陽圧にして、手術室は周りよりは陰圧ですが、普通の部屋よりは陽圧というレベルに調整しまして、全ての空気を手術室で吸い取り、その空気をHEPAフィルターで除去するというしくみを作ります。この仕組みの問題点は更衣です。人の動きによりウイルスを封じ込める事が出来なくなるのだと思います。ですから、着衣と脱衣の場所を分離して、脱衣の部屋においては、最も強力な陰圧となるように設計されるというのが一般的だと思います。そこが本当に難しいと思います。しかし、一般的にはそういった設計にはなっていないので、更に難しいと思います。ですから、着衣・脱衣はSOP(標準作業手順書)を作成し、それに従って更衣を行うのですが、そこのノウハウが一般の病院には無かったと思います。ただ、そこもだいぶ改善しているものと思いますので、院内感染もかなり減ってゆくのではないかと思います。

 といった事で、第2波は、限定的になるのではないかと想像しております。