hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

民主主義は独裁制に駆逐されるのではないでしょうか?

 アメリカも、マスコミの多くが民主党を支持しておりまして、方向性としては、リベラル、下手するとかなり、共産主義に近い社会主義の方向に振れる可能性もあると思われます。彼らは、差別を否定する事で、逆差別を増長する事になる事を意識していないように思います。アメリカも、かなり大変な状況になるだろうと思います。

 トランプ大統領アメリカ大統領に選出された事で、世界的にナショナリズムを主張するTOPが多くなったと思いますが、今度は、民主党の勝利に伴い、世界的に、グローバリズムが台頭する可能性があると思われます。グローバリズムナショナリズムは実は、表裏一体で、グローバリズムを主張する国は、ナショナリズムを主張する国に、利益を奪われるように見えるのですが、実は、そのナショナリズムを主張する国の富を、今度は、グローバリズムの国のグローバル企業が吸い取るという事にもなることもあるからです。

 アメリカのマスコミも、日本のマスコミも、非常に劣化して(所謂、ジャーナリズムとしての倫理として)おりまして、自分達の論理、主張を正当化するには、捏造、偏向を厭わないよう見えます。それは、右派も左派も同様にあると思われます。つまり、言論という既得権を与えられた勢力が、その既得権を守り、そして、拡大してyくために、腐ってゆくという、まあ、一般的な姿であろうと思います。それは、彼らの問題ではなくて、人間という生き物の問題なんだろうなと思います。

 彼らの目指す社会は、彼らの思いどおりの社会、彼らの既得権を更に拡大出来る社会であるという事なんだろうと思います。◎日新聞は、目指す先は中国人民日報なんだろうと思います。そこには、彼らの既得権が詰まっているように見えるのですが、実は、彼らよりも多くの既得権を有する人達に支配されるという世界なんだという事を彼らは意識していないか、そういった未来を想像出来ないくらいに知的レベルが落ちているんだろうと思います。

 私は、従来より、民主主義という効率の悪い社会システムに限界があって、より良い独裁制がそれを駆逐するだろうと考えております。それは、古代のギリシャからローマの時代に変わったように、歴史の必然であろうと思います。中国という国が、明確にその世界を見せているように見えます。中国は、少なくとも、アメリカや日本に比べて、政治的には効率が良い社会です。批判する勢力は完全に弾圧し、封じ込める事が出来ます。個人情報は全て、国が保有し、顔認証システムも整備されておりますので、犯罪防御には、非常に有効です。その犯罪には、恣意的に国家が不要とするものを追加する事が出来ます。香港やウイグルチベットのように。非常に効率的であると言えるでしょう。この社会システムに民主主義国家は太刀打ち出来ません。それは、歴史の必然なんでしょうね。民主主義国家(これはそこにいるマスコミを含めて)は、それでも、民衆の力が、自由を求める力が政府を倒すであろうと、その悪い社会は、民主主義革命によって打ち破られるであろうという幻想を抱いていると思います。しかし、現実として、中国は破綻しないと思います。それよりは、先にアメリカが破綻に向かっているように見えます。何故かと言えば、民主主義とは、個人主義であり、個人の権利を主張する勢力を否定する事が出来ないからです。それを、倫理と法律により管理しているのですが、倫理面の正統性を失うと、あのBLM運動のように、一部には、アウトローの襲撃、略奪すらコントロールできなくなります。本質的な問題のすり替えです。問題を解決しない政府が悪いので、略奪が発生する。略奪を止めるには、問題を解決すべきであるという論理構成です。日本のマスコミが大得意な主張ですね。これ、中国ではありえません。つまり、略奪は政府が支持すれば正義、政府が支持しなければ悪と明確です。どちらが、効率良いかそれは、誰にでも分かります。

 私は、中国の政治システムが好きな訳ではありません。ぬるま湯のような民主主義に浸かっている事を好む人間です。しかし、いつか、民主主義は、独裁制に淘汰されてゆくであろうと思っております。日本でも、かつて、戦争を礼賛し、扇動したマスコミは、そのトラウマから、今度は、反政府を意識し過ぎて、中国型の独裁体制への移行を推進するのでしょうね。また、トラウマになるのではないでしょうか?