hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

アビガンがサリドマイドと同様の催奇形性があると煽るマスコミについて。

 アビガンが承認に向けて動き出したら、今度は、副反応を指摘して、足を引っ張る人達が溢れ出てきております。催奇形性に問題があるという訳です。サリドマイドと同等であると、その危険性を煽るのです。しかし、サリドマイドは、病気の種類によっては非常に有効な薬で有り、今でも使用されているという事を、隠していいます。薬は毒にもなるものです。使用法を間違えれば、人の命を奪うものです。そして、それをできるだけ無くすために、みんなで努力しています。薬の添付文書の改定数を見れば、どれだけ、そういった努力が行われているのか理解出来ると思います。

 批判をするのは、結構です。反対論を述べるのも結構です。しかし、事実を捻じ曲げて、或いは隠して、煽るのは卑劣だと思います。アビガンは絶対的な薬ではありません。レムデシビルも同様です。しかし、それで、助かる人もいる訳で、その可能性を奪う、意図的な扇動には非常に憤りを感じます。