hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

BCGワクチンが関与しているのでしょうか?

 BCGワクチン接種の話、信憑性が高いように思えてきました。今まで、何故、イタリアとスペインフランスといった先進国が異常なまでに、致死率が高いのか不思議でした。中国の武漢の経験値(これは、真偽は不明だと思いますが)とクルーズ船の経験値では、20%が感染し、発症者の3%が死に至るということでしたが、どうも、ヨーロッパでは致死率は10%に届こうとしております。ただ、ドイツは非常に低い1%以下です。アメリカでも、感染が大きく拡大しております、致死率はまだ1%台ですが。早晩増えてゆくだろうと思われます。

 私は、日本とイタリアでは、ウイルスの株が違うのではないかと思っていました。イタリアは強毒株で、日本は弱毒株なのではないかと。中国武漢株から変異して毒性が高まったのではないかと。しかし、それなら、それで、そういった論文が出そうなものだと。つまり、PCRのスタンダードも変わるわけですから、そういった研究論文が出てくるはずだと思っていたのです。しかし、そうではなかった。ほぼ同じ株であったという事だろうと思います。違うのは、BCGワクチン接種による免疫機能(インターロイキン由来であれば、免疫と呼んでも良いと思うのです。抗原抗体反応ではないけれど)の保有率の違いであったという事なのだろうと。

 日本が、それ程多くの被害を受けていないのは、日本人の生活習慣もあるのかもしれませんが、副次的な幸運によるものなのかもしれません。これは、日本人にとって良い事なのか、それとも、問題を先送りする、つまり、感染症を楽観視して、次には、大きな被害を受ける序曲になるのかもしれないと危惧します。

 ともあれ、勿論、過信は禁物ではありますが、少し、心に余裕を持って、過酷な現実に対処してゆく必要があると思います。そんな日本においても、発症者に対する致死率は3%を超えておりますから。韓国でも、あれだけ分母が大きいにもかかわらず1%を超えております。その比率は、だんだん3%に近づいているように見えます。韓国は、日本のBCGワクチンを有る時期まで接種していたはずです。台湾も。中国はロシアのBCGワクチンを使っていた時代があると思います。東アジアが比較的平穏なのは、ある程度必然なのかもしれません。