hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

やはり、イタリアは医療崩壊しているんだろうなと思います。

 マスゴミが煽りに煽るのは理解出来ます。彼らは、人の不幸は蜜の味なので。当然、火事は大きい方が良いという、餓鬼道に生きる人達なので。しかし、それを一緒になって煽る専門家は、科学者なのでしょうか?科学者であれば、先ずはエビデンスだと思います。自分が責任を有するデータやロジックでなければ、他の人の作成したデータを引用するのが普通だと思います。そこを分析する際には、先入観を排除し、データーに忠実でなければならないと思う訳です。

 しかし、専門家と称する方の中には、政府が発表しているデーターがおかしいと言われる方がおられます。マスゴミのようなアジテーターであれば、それもいいでしょう。アホなんだから。でも、科学者がそれを言うのであれば、隠蔽しているという論拠が必要だと思います。

 少なくとも、データーを隠蔽したり、改ざんしたりする場合、矛盾点があると思います。そこを直感として感じなければ、駄目な科学者なのだろうとは思います。しかし、最初からデーターを無視するのは、これはもう科学ではありません。イデオロギーでしょう。名前を変えて、医系評論家とした方が良いのではないでしょうか?

 日本のデータはその数値から見ても、それ程疑わしいとは思いません。以下3月11日正午の出た−ですが、クルーズ船が非常に参考になる訳です。3700人の乗客乗員の内697人が陽性となり、7人が亡くなられたという事です。つまり、濃厚接触環境下では、20%が陽性となり、陽性者の1%が亡くなられるということです。1%はかなり低い数値ですが、これは分母が発症者ではなく、陽性者であることからなのだろうと思います。中国全体では、8万人が感染し、3158人が亡くなられました。致死率は3.9%です。中国の場合は、陽性者が母数では無く、発症者が母数だと思いますので、発症者に対する致死率は、3%から4%という事だったのだろうと思います。日本は、567人の陽性者に対し12人が亡くなられています。致死率は2.1%です。クラスターを追いかけているので、当然、発症者だけでは無く陽性者も含まれますので、2%はそれ程おかしい数値では無いように思います。意図的に隠蔽していたとすれば、分母が少なくなるので、致死率が高くなるはずです。死亡者を隠蔽するという事を主張する方がおられますが、感染症法上、意図的に隠蔽したとすれば犯罪ですので、恐らく、そこまでする理由が見当たりません。勿論、ある程度の見逃しはあるかもしれませんが、それでも、少数だろうと思います。医師だけでは無く、看護師等もおられますので、隠蔽はかなり難しいと思います。彼らの安全面も含めて。

 韓国は、7700人に対して60人ですので、致死率は0.8%です。これも、かなり広範囲にPCR検査を行っておられますので、分母がかなり大きいと思われますので、当然何だろうと思います。確か、10万以上PCR検査して、7700人くらいなので、濃厚感染ではない通常の感染率は10%を切るんだろうなというのも理解出来るので、貴重なデータだと思います。致死率が3%を超えているのは、スペインとイランとイタリアです。この中で極めて異常なのがイタリアで、10149人の感染者に対して、631人の死者、6.2%の致死率になっております。この数字は武漢の一時期5%を超えていた時よりも酷いものです。ここが不思議に思う所です。

 推測として、武漢の例を見れば、初期は、重篤者を中心に見るので、死者が先行し、段々発症者を検査出来る事で致死率が下がってゆくという事なのかもしれないなぁと思います。ただ、それでも、5%を超えるような致死率は、医療崩壊があったのではないかと推測出来ると思います。崩壊しなければ、3%前後の致死率のまま推移するのではないかという事です。しかし、それでもやがては収束してゆくのだろうと思います。そのマーカーはやはり死亡者数だと思います。感染初期から14日以内に死亡される人が増加している場合は、感染拡大期であり、落ち着いた頃には、ピークを迎えるという事で、その後減少してゆくにつれて、収束期に入るというような仮説が成立するのではないかと思います。

 その仮説で言えば、イタリアはまだ拡大期であるということになります。感染者数は確実に3万を超えるのではないかと思われます。3万くらいになった時に致死率が3%程度になるか否かだろうと思います。つまり、1000人くらいの死者で止まる事が出来るかということが、これからの攻防戦になるのではないかと思います。

 その意味で言うと日本は2%くらいです。死者はあまり増えておりません。勿論感染者もあまり増えておりません。PCR検査をしないのですから、感染者が増えないのは当然だろうと思います。それ故、ピークが全く分かりません。推測出来ない訳です。ウイルス性肺炎ですので、それも老人が中心なので、医療環境或いは技術力はあまり先進国であれば差は無いだろうと思いますので、3%の致死率は覚悟してなければならないのではないかと思う訳です。現在は2%であるという事は、まだ拡大期であるのかもしれません。或いは収束期であり、感染者が少なくなり、ある程度死者が増えるという事なのかもしれません。確かに、後10日すれば、見えて来るものがあると思います。感染者が1000人くらいまで増えて、死者が30人くらいまでなる可能性はあるかもしれませんが、私が当初予想していた1万人で300人の死者にはならないのではないかと思うようになりました。ちなみに韓国は発症者がわかりませんので、その他のデーターからの推測つまり、陽性者の20%が発症するとすれば1550人の発症者で、60名の死者という事になりますので、3.8%の致死率となりますので、まだ拡大期かピークに近い所にいるのではないかと想像します。つまり、後軽微な発症者の割合が増える必要が有りますということは、母数であります、陽性者の数が増える必要があるのではないかということです。まだ発症者が1000人、つまり陽性者が5000人くらい増える事になるのではないかと想像します。つまり、コントールは出来ている数値ではありますが、少し、医療崩壊が起きているのではないかというものです、3.8%という数値は。

 ともあれ、濃厚接触では20%、それ以外では10%の方が感染し、更に20%が発症し、発症者の3%が死に至るという病だろうと思います。この数値は、私の中ではまり変わってはおりません。勿論、中国のデーターが怪しいと言われる方には賛同します。だからと言ってその数値新見が無いとは思っておりません。