hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

封じ込みは、無意味なのかもしれません。欧米においては。

 イタリア等で、物理的封じ込みがほぼ有効性を示していないのは、中国と、イタリアにおける免疫(BCG)保有者の差なのではないかと思いだしてきました。中国では、少なからず、保有者がおり、免疫保有者の壁により、感染防御出来たけれど、イタリアでは、全く、免疫保有者がいないために、逆に、その中で感染が広がる要因になっていると。つまり、人口の60%くらいが感染し、免疫保有者の壁が出来上がるまで、感染は拡大し続けるのではないかと。

 彼らにとっては、封じ込めという中国モデルも、検査拡大という韓国モデルも、発症者クラスター追跡の日本モデルも全く参考にはならないのではないかということです。ある程度の免疫保有者(旧東ドイツ出身者)の多いドイツでは、韓国モデルが成功するかもしれませんが。それでも、免疫保有者に絶対体的な差がありますので、難しいだろうとは思います。つまり、彼らが動けば動く程、悲劇は拡大するという事ではないのかと。イタリアは致死率10%を超えております。これは、医療崩壊の結果だと思っておりましたが、そうではなく、このウイルスの致死率を3%と考えたのは、中国のデーターですから、免疫保有者の全くいないイタリアではもっと高いのかもしれません。そして、その感染は、基本的に止まる事なく、全員に向かい、人口の60%が感染するまで、イタリアで言えば3000万人が感染するまで続くのではないかという事ではないかと。中国人による感染拡大が言われておりましたが、もしかしたら、イタリア人にとっては、中国人コロニーでいる方が安全なのかもしれません。アメリカは2億人が感染するまで、止まらないかもしれません。2億人が感染すれば、そして、致死率が3%ではなく、10%であったとすれば、2千万人の方が亡くなられます。中規模の国が消滅したくらいのインパクトです。

 ともあれ、欧米は非常に危険です。根こそぎもっていかれる可能性があります。ワクチンは無理だとしたら、BCGの接種を開始すべきだろうと思います。治療薬にもあるはずですから。オーストラリアの治験がうまくゆけば、そのデータが世界を救うかもしれません。