hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

マスゴミはワクチンと簡単に言うけれど、難しいのでは?

 イタリアは、感染者2万人を超え、死者は1400人となっています。ただ、致死率は7%を切りました。どう考えても7%は異常だと思うので、今後沈静化してゆくのだろうと思います。但し、一旦7%を超えると、最終的に3%台となるのは難しいだろうと思います。武漢でも5%を超えた後は、ほぼ4%で収束したようです。イタリアも5%台で収束するであろうと思います。少しづつ死者が減っていって欲しいものです。中国方式の交通封鎖をしましたので、恐らく、感染者の絶対数は減ってゆくだろうと思いますので、それにつれて、発症者も減り、そして死者も減ってゆくのだろうと思います。中国方式とか韓国方式とか日本方式とか雑に言われておりますが、検査をしても重症者ケア−のみに限定して、感染は減らないのです。中国方式の交通制限しか対策はありません。もしくは、日本方式の拡大版で、基本、国民全員が感染し、抗体を保有するまで辛抱し、重症者はケア−しますといった方式もあるのかもしれません。どちらかでしょうね。

 ワクチンが出来れば、方式は完全に変わります。今回は、スペイン風邪以降初めて訪れた、人類への大きな試練だと思います。どう対策するのか、色々な考え方があっても仕方がないと思います。それでも、スペイン風邪の時のような4000万人の死者数にはならないだろうとは思います。日本で65万人でしたっけ。感染症との戦いは人類の永遠のテーマでもあろうかと思いますので、もっと、感染力の強い、そして、潜伏期間の長いウイルスが出てくるかもしれません。

 勿論、ウイルスは制御出来るのです、細菌と同じように。細菌を制御してゆくと(例えば抗生物質で)制御された細菌が消えて無くなり、消えない遺伝子を持った細菌のみが残り、我が世の春を謳歌しだします。今までは、消えてしまった細菌に支配されて、ほそぼそと生きて居たのですが、邪魔者が居なくなったので。つまり、抗生物質の耐性菌のスクリーニングを人間が自分の体と使ってやっているという事なのだろうと思います。勿論、ウイルスも同じように、治療薬に対する耐性は当然出てくるだろうと思います。それ故、治療薬は有効なのですが、限界がある訳です。ワクチンであれば、耐性は基本的に出来ませんので、否定的な方も沢山おれれますが、ある種の感染症に対する、最も重要な部分を担い続けているのだろうと思います。

 しかし、コロナウイルスのワクチンは結構難しいだろうなと思います。DNAワクチンとかVLP使用のワクチンとか、様々な情報が出て来ております。でも、中々だろうなと。そもそも、このウイルスのRNAの変異を追い掛けられているようには思えません。感染メカニズムもある意味推定ではあります。インフルワクチンのような古典的なワクチンであれば、メカニズム理解が無くても結果論として、経験値の中で、想定は出来ると思いますが、コロナに関してはそれが出来て居ないように思えますというか、絶対出来ておりません。治療薬は100のうち10当たれば有効ですが、ワクチンは100のうち10外れれば有効性に疑問を持たれます。50%を切るようだと、まあ、失敗と言われるでしょうね。新ワクチンを開発しても、その有効性を証明するためのマーカーが必要ですし、そのマーカーを探すのに数年単位でかかるのでは?それまでは、中国とか韓国とかのような統制、或いはポピュリズム洗脳国家で、テストするしか無いのかもしれません。

 マスゴミは、言うだけですので、非常に簡単です。研究者も自分の世界だけですので簡単です、しかし、それを証明してゆく、認可してゆく事は非常に難しい事なのだと思います。治療薬はそれでも、有効性の証明を臨床で出来るので、結果論をマーカーに出来るのですが、ワクチンになると、有効性、免疫メカニズムに対する論理的な証明、そして、実際のマーカーが必要になりますので、難しいということになります。それをしっかりと評価出来るのが、FDAつまりアメリカであるということなのであろうと思います。しかし、ワクチンが無ければ、感染症は解決しないとも思います。