反省するところからスタートすれば改善があるはずです。

　反省が無ければ、改善は無い訳です。中国はコロナの初期対応に失敗しました。アラートが出ていたにも関わらず、それを無視して、春節行事を行った。世界にウイルスを撒き散らす結果となった訳です。日本は、そもそも、国民自体が感染症に対し楽観的で、公のために、自らを律しようとする心に希薄です。それ故、少しでも行動を制限したりすると、ギャー！！と騒ぎ立てる訳です。自分達のために努力して日夜働いてくれている人達の苦労も全く気にせず、イベント中止になって、つまらない、家でいるのは退屈だなどと。言葉は悪いけれど、あえて言いますが、クソみたいな国民が一杯いる訳です。そもそも、感染症は政治では止められません。マスゴミが煽って、感染症が止まりますか？個人が公に対する責任を自覚しなければ、感染症は止まりません。勿論、中国のように、個人の権利を止めるという事をすれば、とまりますが。それを望みますか？ともあれ、日本にも反省すべき点が多々あると思います。

　韓国も同じでしょう、彼らは、まさにポピュリズムの国です。政治家がポピュリズムに支配された国という事になります。勿論、どこの国も多かれ少なかれそうなのですが、この国は特殊です。そういう国は、国民に支持されないと政治が崩壊する訳です、となれば、政治は国民を洗脳する方向に向かざるを得ません。韓国の防疫体制は、世界で最も優れている。各国が賞賛。と現状を肯定しなければなりません。現実的に言えば、アジアでは、中国の次に死者が多いのですが。そして、日本と比べて死者が多いとなると、日本はデータを隠蔽している、これから爆発的に死者が増えると、洗脳するわけです。韓国は世界一、韓国は素晴らしい、各国からの批判は全てシャットアウトといった感じです。これでは、改善されるでしょうか？日本がバブルの前に経験した失敗、日本は世界一、日本は世界の羨望の的とっいった幻想を、今、この韓国が持っており、それはマスゴミが引っ張った日本とは異なり、政治がそれを引っ張っているというところに、根深い闇があると思います。日本もそして韓国もつまりは、劣等感の塊だからだと思います。他と比べて、少し上でなければプライドが許さないという。今まで、ずっと下に見られていたから。韓国の場合は、日本という目標がありましたので、そこを目指していたという訳ではあります。今回も、日本との比較で、日本をけなす事しかしません。自分達が優れていて、日本は。という。しかし、感染症は、競争ではありません。人類を上げての封じ込めが必要であるものです。といっても、この国の人は理解出来ないでしょうね。

　ヨーロッパの国は、コロナを遅れたアジアの象徴と見なし、ある意味、あざ笑っていたのだと思います。アジア人差別が発生していたとの報道があります。しかし、感染症の前では、己の無力さをしっかりと理解した事でしょう。感染症は、人間のレベルを超えたものなのです。人間が自ら欲望を封じ込めない限り、その猛威を止める事は出来ません。ヨーロッパは、欲望の塊です。彼らはこの５００年間、世界の主人であり続けました。自分達の価値観が世界の価値観であると。それ故、その奢り故、彼らは、感染症を止める事が出来ないのです。今、ヨーロッパの個人主義という価値観は完全に破壊されています。あの、イタリアが、個人の自由を束縛する政策、まさに中国型の統制社会にする事で、解決しようとしています。スペインもです。恐らく、フランスもそのうち追随するでしょう。彼らの自由は、感染症の前では消えて無くなりつつある訳です。時代はヨーロッパからアジアに変わるという契機になるのかもしれません。

　アメリカは、特殊です。民主党も共和党も決して、政策上の違いはあるにせよ、根幹に流れる基本は同じだったと思うのです。世界の中のアメリカ、世界の中心のアメリカということで。しかし、トランプ大統領以降はその考えが完全に消えてしまったようです。サンダーズもバイデンもそれに影響されて、同じ土俵で戦っています。アメリカの外の世界、アメリカ中心から見た世界と。まあ、それはそれとし、アメリカはヨーロッパとは異なり、実質世界を支配していた国です。それ故、アジアだろがアフリカだろうがヨーロッパだろうが全く関係無く、アメリカという枠こそが全てであるとの事で、思想が柔軟であると思います。韓国が成功すれば、素直に受け入れ、中国の事例も積極的に取り入れ、そして全て、よりうまく機能させるという特徴があると思います。つまり、彼らは、どんなものであって、誰が作ろうと誰が考えようと、それがアメリカで採用されればアメリカのものであるとの、ある意味、絶対的な自信があるのだろうと思います。アメリカは感染症で、様々な失敗を繰り返して来ました。かつての1950年代の豚インフルのワクチン接種事故なんかもありました。しかし、それら全てで、過去を反省し、新たな対策手法を作り、そして、それを世界の指針にするように仕向けていったと思います。彼らは、ものすごく傲慢で、アメリカ一番というプライドは有しておりますが、しかし、アメリカによる失敗、その他の国の成功を素直に評価刷る謙虚さも有しております，そして、それをアメリカのものにしてしまうずる賢さも持っております。ただ言えるのは、自らの行為を反省し、改善するというスピードはアメリカにまさる国は無いだろうと思います。今回の感染症でもアメリカは失敗するだろうと思います。しかし、次の感染症防止策はガイドラインは、アメリカから出て来るのだろうと思います。そこが出来るから、FDAやCDCが世界から信用されているんだろうなと思います。それができないヨーロッパ主導のWHOが信用されていないのと同じように。