hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナによる、民主主義という非効率的な政治の終焉。

 GoToキャンペーンというものが、日本の官僚体制の問題点を顕在化しているようです。つまり、これを進めている経産省の担当者も、今は不味いなと思っていると思います。国民感情を逆なでする行為でもあると思うのです。それは、たぶん理解しているはずだと思います。しかし、方針として実施する予算もあるとなりますと、誰が指示するわけでもないのですが、誰も止めない限りは、進んでしまうという事です。つまり、これを望んでいる人もいるわけです、声の大きい少数派が叫べば、こういった現状を無視した政策が動く訳です。逆の意味であれば、正に、TVのコメンテーターが象徴的です。声の大きい、少数派であります。更に付け加えれば、無責任な、空想のような、自分勝手な、少数派でもあります。

 民主主義とは、声の大きい自分勝手な少数派が、自由という利益を得るために、理性的な大多数が従い不自由に感じ、そこで大多数側で批判したりすると、エゴイストとか時には、レイシストと呼ばれる制度だろうと思います。ポリティカルコレクトネスという民主主義を破壊する(つまり、過激な少数派が、自分のイデオロギーを強制する、民主主義とは全く異なるものです)ものが、横行する社会は、制度的に、もう限界に来ているんだろうなと思います。韓国とかを見れば、国民の愚かさが透けて見えます。政府のプロパガンダにより、政府に不都合な事があれば、それを隠すために、例えば、反日を扇動すれば、その方向に動くという、愚かさです。民主主義国家というのは、この程度の問題なのだと思います。勿論、日本でも、政府の洗脳もあるでしょうし、マスコミの洗脳もあると思います。それは、戦後のアメリカによる洗脳(自虐史観、日本戦争犯罪論で、アメリカの戦争犯罪を全く問題としない)を普通に受け入れている訳ですから。軍備を持たなければ、戦争にはならないという、小学生でも、おバカだなと笑うであろう事を大真面目に主張する大人がいるんですから。当然、韓国を笑うなんて事はできません。日本も同じくらい愚かです。もっと、愚かなのかもしれませんが。つまり、民主主義は衆愚政治になるのです。それは、ギリシャの時代から分かりきった事です。ですから、2000年もの間、民主主義は採用されなかったという事です。そして、民主主義の時代も、おそらくこれだけ問題が出てくれば、当然、破綻してゆくだろうと思います。ギリシャ型の民主主義はローマ型の民主主義に代わりそのローマで王政へ変化してゆき、世界中で王政・独裁制が普通になってゆきます。中国では、有史以来王政であり続けておりますし、現在の中国も形の変わった王政だと思います。現代の民主主義の原点は、イギリスの名誉革命でしょうか?350年くらい経過しました。そろそろ変わるべき時期になっているのかもしれません。イギリスの時代からアメリカの時代に代わり、次の覇者の時代がやってくるんだろうと思います。その次の時代は、やはり王政の時代になるのではないかなと思ったりします。そのきっかけは、まさにコロナ感染症ではないのかと思います。この感染症は、民主主義社会の盲点を突き続けております。我儘で、自分勝手な人達が作り出す混乱を見事に利用して感染拡大し続けております。その権化でもあるアメリカは、経済的にも政治的にもガタガタになっており、おそらく、世界の覇者であることに止めを刺されてしまったようです。EU主要国も同じです。日本もまさにその方向に向かっております。このコロナ感染症をある程度、封じ込めたのは、基本的に、自由を制限した国家です。中国、台湾、韓国といったところです。人権を無視して封じ込めたり、個人情報を無視したりして、封じ込める事を行いました。しかし、これらの国も、国際交流が始まると、どうなるのかわかりません。恐らく、交流の再開は、当面難しいだろうなと思います。

 この感染症の対策は、国民の自由とか権利を制限する必要があります。それは、まさに、自由主義民主主義の終焉を意味しております。黒人差別運動で、感染が拡大したアメリカ人が愚かというよりは、アメリカによる民主主義の終焉を象徴しているように思います。