３月１４日の状況について

　今日も６１人増えました。結構この時期に海外に行かれてもらって来るというのが多いようです。逆に言えば、名古屋を除き、国内での伝播が少なくなっているのかもしれません。ただ、顕在化していないだけなのかもしれないですが。亡くなられている方が少ないのは不幸中の幸いではありますが、それでも、もう２２人になってしまいました。名古屋がその半数という事になります。デイサービスでの感染は悲惨ですね。他の都市も、気をつけて下さいとしか言いようがありません。

　このウイルスは本当にやっかいですね。止めるのはやはり難しいようです。非常に簡単に止められると思います、論理的には。マスクをして、人混みにゆかない、換気の悪い閉鎖空間に行かない。できれば、不要不急の外出をしない。結構簡単だと思います。しかし、誰かが、窮屈に感じて、自分勝手と言えば言い過ぎかもしれませんが、そういった制限を、破る訳です。そして、感染する。感染を家とか友達に拡大するというものです。その拡大した中に体力の無い老人が含まれていて、命を落とすといった訳です。ある意味、人間の弱い部分をついて来る、狡猾なウイルスだと思います。

　何度も言いますが、この時期に、海外旅行に行かれる人達が、能天気な人達がいるのです。まあ、それが、民主主義国家なのです。自由主義というよりは自己主義なんでしょうね。その自己主義の隙間を、このウイルスは狙って来るという訳です。

　東京オリンピックは無理だと思います。そもそも、オリンピックって、人々が苦境の時にすべきものでしょうか？世界では、感染の拡大によってオリンピックでは無い国が沢山あります。日本人は自分の事しか考えないのででしょうか？心を込めて、世界をこの感染症から守らないと行けない状況だろうと思います。一度、オリンピックは忘れて、今、何が出来るのか考える必要があると思います。そうしたら、アホみたいに、海外旅行なんて出来ないと思います。自分が海外にウイルスを運んでしまう可能性と、自分が海外からウイルスを持ち込んでしまう危険性を考えれば。