hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

パンデミックは発生しております。そして、その被害は世界をズタズタにすると思います。

 そもそも、水際対策ができるウイルスは、接触感染くらいまでで、飛沫感染するような感染症を、封じ込めるのは無理だと思います。感染症を防ぐのであれば、みんなが免疫を保有するか、(つまり、ワクチンもしくは自然免疫)、ウイルスが人を伝う連鎖を止めるしか無いわけで、中国は、武漢という大都市を犠牲にしてでも、連鎖を止めようとしているわけです。

 日本では、そんな事は出来ないと思いますので、ワクチンが無いので、自然免疫という事になります。連鎖の遮断なんて、武漢のように封じ込めないと無理だと思います。満員電車に乗っていれば、ほぼ100%確率で感染するでしょう。濃厚接触という概念が、飛沫とエアロゾルでは異なりますし、このウイルスはかなり少量のウイルスでも発症するようです。マスクをしていても感染するのも、飛沫感染では無いという事が理解出来ると思います。

 そこで、韓国のように、全員をPCR検査をしたとすれば、感染者は確実に増える事になり、それを隔離しても、PCRで拾えなかった感染者が広める事になるので、日本も韓国も多分同じ事になるのではないでしょうか?韓国の死者が10人、日本では1人(クルーズ船を除く)つまり、致死率を信じるのであれば、韓国は日本の10倍くらい患者がいるのではないかと推定されます。TVで見ると物凄く神経質に感染防御をしているように見える韓国とのほほんとしている、平和ボケの日本とを比較して、韓国は凄い、日本は駄目だと、韓国上げ、日本下げをしておりますが、死者から推計しますと、あまり感染者数に違いが無いように見える訳です、むしろ韓国の方が多いのではと思う訳です。つまり、この感染は防御出来ないのです。運が良ければ、生き残れます。100人に1人or2人が命を落とす事になるのでしょう。

 クルーズ船の状況を見れば、3700人中、700人弱の患者で死亡例は4例という事です。つまり、この船に乗っていたのは高齢者が多いということで、5%を超える致死率であろうという事になります。重篤な方は20人を超えるという情報もありますので、残念ながら、中国のデーターどおり、80代の致死率は20%を超える可能性もあるのではないかと思っております。つまり、高齢者がかなりやられる事にはなるだろうなと思ったりしています。高齢者の場合は感染すれば、5人に1人が命を落とす事になるという事です。とすれば、やはりお年寄りについては、外出を控えるような明確な指示を出すべきかとは思います。そもそも病院が最も危ないので、そこをどうするのか?という事なのだろうと思います。

 今回は厚労省による初動の間違い、つまり、感染力がそれ程強く無いという中国の発表を鵜呑みにするという大きなミスを犯した事によると思います。武漢の状況を見れば、感染力は相当あるはずだと、普通の人は考えるだろうと思いますが、厚労省の優秀な医系技官は思わなかったのでしょうね。直ぐに、間違っていた事に気がついたのでしょうが、最初の失敗を撤回したくないという、つまらん役人の見栄が更に、PCR検査を行わないという訳の解らない政策をしてしまったという事です。ごめん、間違えてた。感染力は強いと思う。何か問題があって、疑わしい人は、先ず、自宅で待機して下さい。そして、個別にPCR検査を行います。とすれば、少なくとも、限定は出来たはずだろうとは思います。ただし、それはパンデミックの時期が遅れるだけで、被害は結果的には同じだろうとは思いますけれど。

 アメリカがかなり素早く、中国との交流を止めたのですが、恐らく、アメリカはこの感染症の恐ろしさを正確に把握していたのではないかと思っております。しかし、それでも、アメリカでもパンデミックは起こるだろうと思います。日本よりも遅れて、そして、数倍の被害で。まさに、現代のスペインかぜでしょうね。この暴風は、7月くらいに一旦収束し、11月頃に、オーストラリアあたりから再び猛威を振るうだろうと想像しております。その第2波が、強烈になるのだろうと想像はしております。ただ、アビガンがそれを救うのかもしれません。それまでに、ワクチンができるとはとても思えませんが。抗ウイルス薬は、かなりのスピードで作られるのではないかと思います。そして、成功するだろうなとは思います。

 勿論、人類は生き残るだろうとは思います。その時は、もっと、謙虚にならないといけないのではないかと思ったりします。