hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

今日も今日とて満員電車。日本人の狂気。

 日本人は、感性が狂っているんでしょうか?コロナでこれだけ感染力があるんだと言われても、今日も今日とて、満員電車。自殺行為としか思えない。そもそも、それを当然とする会社も、相当なものです。こういった人達に、政府の危機管理が甘いとか言われたくはないですね。国民が政府を作っているのだから、この国民にこの政府です。

 日本の会社が世界で凋落していったのは、間違いなく、企業の持つ文化が壊れていった事にあるのだろうと思います。しかし、その中で、漫然と残って来たものが、いわゆる似非忠誠心だろうと思います。会社のために無理をする姿勢を見せるという事だろうと思います。そして、多くの人がそれをするために、会社自体の改革が出来ないというか、そういった人達が経営者になる事で、更に強化されてゆくというものであろうと思うのです。

 今の日本企業において、労働者は単なる普通のリソースです。特別なものでは無い。そこに、忠誠心を求めるのは、どう労働者を騙すかという事だろうと思います。そして、その騙しの中で日本人の有する横並び思想を巧みに利用しているのが、この似非忠誠心というものだろうと。熱があっても出社する。立派だ。家族のイベントをキャンセルしてでも、出社する、大したものだ。といったものです。会社には何のために行ってるんでしょうか?自分の生活のためであり、家族を養うためであるはずなのです。しかし、仕事とは神聖なものであると、巧妙に騙す事で、会社のために犠牲を要求することが当然という環境を構築するというものです。この考え方が破綻しているの、日本企業の世界的ポジションが凋落している事によって示されていると思います。似非忠誠心では無く、普通のリソースにはそれに見合う対価なのですよ。今は。

 ともあれ、この状況で、満員電車。狂ってますね。でも、それがおかしいと思わない感性が、日本人なのだろうと思います。そして、その楽観的なボケ方が日本人なのだろうと思う訳です。基本、満員電車に乗るのは、自己責任です。誰のせいでも無く、自分の意志で乗る訳です。そこで、感染したとしても自分が選んだ道です。自分で解決する事です。政府も会社も全然悪くはありません。自分が決断したものです。

 勿論、私も、その状況であれば、満員電車に乗ると思います。今は乗らなくてもいい環境ですから、客観的に見る事が出来るのですが。