大臣の資質について

　小泉さんが、コロナウイルス対策本部の会議をすっ飛ばして、地元の後援会行事に参加していたことを野党から責められておりますが、この時期にそれで時間を潰す野党の姿勢も問題だとは思うのですが、小泉大臣にも大きな問題があったと思います。この会議をすっ飛ばして、後援会行事に参加していたことをマスコミ等には知られる訳ですから、どういった事になるのかという、いわゆるリスクマネージメントが出来ていなかったという点において、無能であると言わざるを得ないと思います。一般人と大臣はその責任範囲が明確に異なります。そこを理解して、しっかりと先手を打つように考える思料が不足していては、総理大臣なんてものは、夢の夢でしょうね。

　政治は結果だと思うのです。結果を出さなければ、どんなに良い事を言っても、評価されません。彼には、まだ、その覚悟が無いようですね。私は、橋下さんを素晴らしいと思っております。彼は、明確に日本の政治の根幹を変えたと言って過言ではないとお思います。今は、恐らく、自分の考えを理解出来ない国民にあきれてしまって、政治をしたく無いと思っているのでは無いでしょうか。その事自体、彼は、本当に本気で政治としたのだなぁと感じます。本来であれば、橋下さんの思想を日本国民がしっかりと理解する必要があったのだろうと思います。しかし、多くの日本人は理解出来なかった。それは、やはり、日本人があまり賢くはないからだろうと思います。政治的にですが、愚者であることが正しいんだとインプットされているのだろうと思います。

　その、全く動かない国民を、どう動かすかがこれから改革を志す人、政治家の力量にかかっていると思っております。それを実現するには、時期が必要であろうと思いますし、手法も必要だろうと思いますし、協力者も必要なのだろうと思います。ただ、アプローチの仕方として地方自治から入って実績を上げるというのは、まさに正攻法であろうと思います。国会議員が、地方の議員を経験し、大臣が地方の首長くらいを経験していれば、日本の立法及び行政は大きく変わると思います。あまり、好きではありませんが、共産党の地方議員くらい真面目に仕事している議員はいないと思ったりします。（勿論全てではありませんし、他の議員でもしっかりと仕事をしている方もおられるとは思いますが）彼らが、実績を積んで、国会議員に上がってゆけば、共産党も変わるだろうなと思ったりします。日本にとってもいい事だろなとも。

　今の国会議員の多くは、口先だけで、偏向思考しか無い野党議員と、あまりに近視眼的な与党議員が多くおります。じっくり腰を据えて、長期的なビジョンを作ろうなんて議員は少ないように思います。それは、選挙で勝つためだけの活動、つまり、自分が議員であるためだけの活動をしているからだと思います。それを国民が許容しているのが大問題ではあるのですが、国会議員としてのレベルもかなり低いとは思います。国会議員も、大臣も、官僚も、基本的には、国民のためにあるというのは明白です。国民のために優先順位を明確に判断して下さい。今のコロナは、人間支配を終わらせるような悪魔のような殺人ウイルスかもしれないのです。