hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナで明確になった日本の問題点を未来に向けてどう解決してゆくのでしょうか?

 安倍政権は、ほぼ死に体になっていると思います。ここは、政権交代のチャンスであるはずなのですが、野党が政権を奪取するのは、到底無理に思えます。何故なのかと言えば、やはり、明確なビジョンが見えないという事なのだろうと思います。

 今回の、コロナ感染症によって、日本の社会構造に大きな問題点が見つかったと思います。多くの国民もそれは痛感したのではないかなと思うんです。野党がそこに気がつけば、そこをしっかりと戦略的に使うのかなと思うのですが、実際、野党は、そこに気がついていないように思います。前にも思ったのですが、コロナよりも、桜が大事であると宣言したのは、立憲民主党の議員です。あの感受性を有する国会議員では、国の行政を任せることが出来るとは考え難いと思うわけです。

 日本改造計画的な基本方針をどこが出してくるのか?そして、それを明確に説明出来るカリスマ性をもった政治家が現れるのかという事で、日本の政治は大きく変わるのかもしれません。今回の感染症によって、評価されたのは、間違いなく、吉村大阪府知事、小池東京都知事でしょう、最初は、鈴木北海道知事も評価されていましたが、北海道は、第2波を防ぐ事に失敗したという印象が出来てしましました。一次の時の自粛解除が少し早すぎたという印象が出来てしまった感があります。政治は結果(偶然性があるにしても)ですので、一つのミスが致命傷になる事もあります。そういった意味において、現時点では、吉村知事が一人勝ちに見えます。このまま、収束すれば、彼のカリスマ性は強化されるだろうなと思います。

 彼が、未来の大阪ではなくて、未来の日本を語り始める事をスタートし、国民が納得すれば、日本の未来は、変わってゆくだろうなと思います。それが、良い方向なのか、悪い方向なのかはわかりませんが、今の国民や立憲民主党のような、後ろ向きの改革ではなく、前向きの改革が行われるのだろうとは思います。

 実際、政権に近いのは、小池都知事の方かもしれません。この方も、強烈なカリスマ性があると思います。それは、ある時に打算的にも見えますが、決断力、実行力がそれを打ち消します。東京都知事は、小さい国のTOPに近いくらいの権限を有していると思いますが、彼女には、少し小さすぎるのかもしれません。

 この2人以外で、既存の国会議員で、次の首相という人は見えませんでした。ということは、自民党の中で、順送りとなるのかもしれません。その方が、今回の日本の問題点をどうクリアしてゆく事が出来るかなと思うと、まず無理なんじゃあないかなと思います。

 時代が代わるのは、こういった大きな環境変化が起きる必要があります。マイナンバー制度に関しても、一部の個人情報保護病の患者に主張がいかに、日本という国を貶めたかが理解出来たのだろうと思います。厚労省感染症対策が、いかに、シュミレーション不足であったかも理解出来たと思います。これは、社会構造を変えるチャンスなのだろうと思います。そして、それを実行するカリスマの出現が期待されます。そういった意味において、河野太郎という人は、面白い人だと思います。防衛省内の書類を電子決済にしてみたり、ツィッターでいろいろと発信したり、人の意見を効かない変人でありながら、部下組織については、非常に理解力があって、正当に評価し、それをPRするといったところも、今までの、政治家とは違うようにも思います。彼が次の首相というのが、面白いのかなとは思います。そして、その内閣には、吉村さんと小池さんが野党を率いて対峙してくれれば面白いなぁと思ったりします。自公で250議席、維新と小池新党で150議席、立憲で50議席、共産で20議席、無所属10議席くらいになれば、面白いかなと思います。