hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

厚労省っておバカなの?

 検疫官の感染については、世界中に日本人のおバカさ加減が発信されたように思います。仕事着でマスク、手袋で感染している可能性(不顕性感染)の人と接触する行動を政府関係者が行うという、理解不能な事をしてしまった訳で、日本という国、政府が、いかに感染症に対する処理能力が低いかという事を、世界中が知ってしまったという事だと思います。

 危機対応能力の無い政府の元では国民は苦労するという事になります。おそらく、日本人の多くは、日本という国が先進国で、全てのレベルが高いと考えていると思われる傾向にあるのだろうと思うのですが、実際は、TOP層の能力は発展途上国レベルであると私は思っております。だって、このような感染症の蔓延が想定される危機的状況下において、さかなクンが帽子をかぶって国会に出席するか否かを真面目(?)に話し合っているのです。笑い話では無くこれが現実なのです。

 自民党が立憲がとか言うつもりはありません。どちらもおバカですから。何が重要な事なのかプリオリティを考えられない人が、国会議員なのですから、そして、それを選挙で選んだのは国民なのですから、どっちもどっちですよね。つまり、日本中みんながおバカなので、政治家もマスコミも官僚もおバカが目立たないという事なのでしょう。

 今回の検疫官の感染は、まさに、マニュアルの不備であると思います。厚労省は、医系技官と事務官で構成されている、少し特殊な省庁であります。医系技官は、医師の資格を有している人であります。また、薬剤師の資格を要している方もおられますが、権力は医師の方が握っております。事務官は、いわゆるキャリアとノンキャリで、キャリアは、30歳代で課長補佐になりますが、ノンキャリは課長補佐がほぼ最終到達地点であろうという事だと思います。基本的に、医系技官もキャリアもあまり実務は出来ません。彼らが文章を作るとボロボロになる事があります。ノンキャリは実務には強いので、彼らが実務の主役という事になろうと思います。専門的知見は、医系技官が主導しますので、ここがアホだとノンキャリが作るマニュアルに綻びが生じると思うのです。今回は、まさに、その証明で、医系技官がアホであったという事で、日本の対策がこうなってしまったという事なのだろと思っております。

 今、中国で、12000人患者が増えたとの情報が流れて来ました。つまり、中国においては、最低でも12000人を検査する体制があるという事なのだろうと思うのですが、日本では300人くらいとの事。これは、もしかしたら、日本国内の患者数を意図的に抑えたいので、検査をしないという事ではないだろうかと思ってしまいます。これは、中国の武漢で最初の封じ込めに失敗した隠蔽行為と全く同じだと思います。悲惨な状況になる可能性があるという事です。恐ろしい事なのだろうと思います。

 しかし、国会では、さくら、さくらです。狂ってるんでしょうか?この問題が解決しない限り、コロナの問題は取り上げ無いと叫んだ、狂った国会議員がおりまして、そういった狂った国会議員を選挙で選んだのは、まさに国民なのですから、自業自得という事なのだろうと思います。

 日本人は安全保障に関しても、頭がお花畑理論が成立するという、世界でも稀有な国であります。今回の感染症にも、あまりに危機感が無い国民であります。企業は、この状態でも、社員を中国に派遣したりするのです。これは経営者が非道なのではなく、無知なのだと思うのです。つまり、アホなのです。アホでも経営者になれるのが、日本という国であり、おそらく、それが、今、世界中で日本企業が負け続けている原因なのだろうと思います。

 ただ、マスコミが煽っておりますが、PCR検査を民間で行うという事は、生のウイルスを拡散するという事も意味しております。その検体から、2次感染の恐れもありますので、そこのリスクはどうするのか?そもそも、検疫官でも感染させるような国です。 

 国会って、アホなようなのですが、官僚は国会の答弁によって、大きく舵を切れます。野党議員が質問して、大臣が答弁すれば良いだけの事なのです。官僚は自分から動きませんが(動けませんがといった方が正確だと思いますが)、動けと命令されれば動きます。ノンキャリが、全ての穴を潰すシステムを構築します。だから、こういったところを、野党が突くべきだろうと思うのです。何故、さくら、IR、選挙違反なんでしょうか?理解に苦しみます。