安倍政権の終わりの匂いがしてきました。

　政治というのは、流れであると思います。安倍政権は、決して大きな間違いをしていないとは思いますが。結果的に、人心を失う事になりました。大きな要因は、センスの無さですね。安倍首相の最も弱い部分なのかもしれません。

　こういった危機においては、発信力の強いカリスマ的な能力を有する政治家が必要なのだろうと思います。残念ながら、安倍首相には無いようですね。本来であれば、強力な指導力を発揮し、素早く緊急事態宣言をする事が重要だったと思います。その際に、いかに非常な事態なのかを説明し、出来るだけ早く対応したという事を説明すべきだったのだろうと思います。しかし、それが出来なかったのは、オリンピックと経済という問題があったのだろうと思います。これは、優先順位判断のミスです。政治は結果です。どんな困難な状況があってとしても、判断ミスによる失政は致命的だろうと思います。

　この状況下においては、絶対に緊急事態宣言を出さないといけないように追い込まれると思います。それは、まさに、安倍政治の総決算になるだろうということです。これだけの長期政権を担いながら、最後に大きな失点をした駄目内閣ということです。政治は結果です。そして、その結果は、国民が判断します。この鈍重な動きをした政権を理解する国民は少ないでしょうね。

　もう、緊急事態宣言は出さない方が良いと思います。最後まで。徹底的に意地を張って欲しいと思います。もしかすれば、それが成功する確立が１％くらいはあるかもしれません。このままで、グズでのろまなバカ内閣という評価が一生つきまとうであろうと思います。それならｂ，１％にかけてみるのも手です。

　基本的に宣言をしようがしまいが、感染拡大は止まりません。それは、国民がアホだからです。アホ国民がいっぱいいるからです。アホのくせに自分は助かりたいと思う人達が多いのです。医療関係者の子供に対するいわゆる嫌がらせは、その最たるものです。医療関係者がいなければ、自分達の治療をしてくれる人がいないという事をわからないアホです。こんなクソみたいな国民を救うために、医療関係者は、自分の家族も犠牲にしながら一生懸命働かないといけないのでしょうか？疑問に感じます。

　まあ、ともあれ、みんな感染はします、幸運でであれば、軽症ですみます。運が悪ければ、重症になり、最も運がわるければ、命を失います。単にそれだけです。それ以外の道はありません。どんなに隔離しても、国民の７０％が陽性になるまで、何度も、流行が続きますし、そのうち、変異して、その抗体自体の交差免疫が無くなりますと、また、一からスタートすることになります。

　ですから、安倍首相は明確な判断しないというのが、一つの選択なのかもしれません。どの道、多くの人の命が失われる事になるのは明白です。それは、人間によって選択するものではありません。ウイルスにより導かれた道です。

　ともあれ、６月には一旦収束します。それは、感染のメカニズムとして、環境が変わった場合には、ウイルスの活動が一時的に止まる可能性があるということです。一つは、湿度です。もう一つ、冬は密室にこもる可能性が強いという事で、換気が悪く、空気中のウイルス濃度が高くなるということです。最初に北海道で感染拡大したのは、その関係でもあろうかと思います、寒さゆえに部屋にこもるということ、雪まつりにより、外部から感染者がかなり大量に流入して来た事の要因が北海道に感染者を増やしたという事なのだろうと思います。

　そしてその後、愛知が感染拡大しました。当然の事ながら、東京、大阪、横浜、神戸、福岡等の大都市は、間違いなく感染拡大の可能性はありますが、しかし、そこまで、真剣には対応していなかったのではないかと想像しております。今はそれをあざ笑うかのように、順繰りに感染拡大しているという状況だと思います。

　しかし、それでも、幸運なのか、思った程感染拡大はしておりません。インフルであれば、一日１0万人単位で感染するであろうと思います。もちろん、その中には不顕性感染者が含まれますので、数が顕在化しないのですが。それからすれば、不顕性感染者を含めて東京で２桁なのです。この数は、このウイルス感染症が、日本においては、それ程重大ではないという事が明確であるという事です。これから感染爆発するとマスゴミが煽っていますが、そうはなりません。そうなるのであれば、もっと、早い時期にそうなっています。つまり、このくらいの感染力なのです。今日でも、日本全国で、１日３００人の感染確認のレベルです。１ヶ月で１万人というレベルです。それは、あまり大したレベルではありません。日本で、最大８０００万人が感染するであろうと思われる感染症です。１ヶ月で、１万人くらいであれば、想定される範囲であろうと思います。