言論の自由について。

　ある国会議員が、失言をしたとして、議員辞職を求める政党（共産党）があります。これは、流石にやりすぎです。国会議員は国民の代表です。中には、犯罪を犯した人もおります。戦争発言をした人もおられます。しかし、それでも、その人が議員である事を選択している場合は、何人も議員を辞めさせる事は出来ないと思います。その議員の審判は、国民が選挙において担います。それが、民主主義というものだと思います。

　共産党は、民主主義とは相容れない思想をお持ちのようですから、内部でも、粛清的な除名みたいな事もあるようですから、理解出来るとは思いますが、もし、仮にも、民主主義の中で、護憲を歌うのであれば、国民より信託を受けた、国会議員の立場について、理解しておく必要があると思います。

　マスコミもそれに乗るのであれば、民主主義ではなく、言論の自由を制限する方向（つまり、独裁制）に向かうんだろうと思います。こういった、ある政党の機関紙的な立場を、全国紙がするようになったという事が残念で仕方がありません。もっと、マスコミは、理知的であるべきと思いますが、本当に、狂気に向かっているように見えて仕方がありません。