hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナ感染症の疑問を解き明かす仮説 東洋経済の記事 凄いですね。

「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化という、東洋経済のONLINE記事が、今までのこのコロナ感染症に対する謎に対する仮説を記載しております。

 この記事は、とっても納得出来るものでした。今まで疑問に思って来た事について、疑問が解けました。その中で、今回のマスコミによる扇動が大間違いであった理由も良くわかりました。東京はニューヨークになると言っていた専門家がおれれましたよね。その当時のトレンドでは絶対にそうならない事は明白であったのに。今回の専門家と称される人で、コロナ感染症の専門家は、ほぼ皆無で、多くの専門家のベースはインフルエンザであった事だという事です。TV〇日で、出ずっぱりの〇田先生もインフルの専門家(インフルの何についての専門家なのかちょっと分らないですが、新型インフルの時に危機を煽り続けた方である事は間違い無いです。経団連にも食い込んでおられて、危機管理セミナーとかをされていたと思います)だと思いますが。このコロナ感染症をインフルエンザの感染モデルに当てはめたという事が、大きな問題であるという事は、腑に落ちました。

 コロナ感染症は感染力が弱いために、多くのケースは、自然免疫で感染防御出来るという事なのだと説明されておりました。これ、非常にわかります。BCGの件でも言われていた事です。自然免疫で治癒すれば、IgMもIgGも産生されないという事だそうです。つまり、日本人の抗体保有率が1%以下であったのはそういった理由です。感染しなかったのでは、なくて、感染したが自然免疫で治癒したという事です。

 私も、ずっとインフルエンザのモデルで解釈しようとしておりましたが、どうしてもそれでは説明出来ない事があったのですが、この仮説であれば十分納得できると思いました。

 いわゆる3密がダメな事は、まさに説明できます。つまり、被ばく量が少量であれば、自然免疫で治癒出来るのです。しかし、大量の被ばくであれば、自然免疫で処理できないから、発症してしまうという事です。これは、インフルエンザでは説明できません。インフルエンザであれば、量に関係無く感染しますから。マスクも、基本的にインフルエンザでは予防効果はありません。通過してしまいます。しかし、このコロナでは有効です。つまり、被ばく量を確実に減らす事が出来るからです。

 自然免疫が、日本・アジアとアメリカ・欧州と異なるというのについては、成程そうかもとは思いますが、もう少し検証が必要なのかもしれません、私は、被ばく量の違いの方が大きいんじゃないかと思います。いわゆる、面と向かってしゃべる事とマスクという生活習慣が、日本・アジアには有効であったのではないかと思うのです。

 ただ、この仮説は、無駄に煽りまくるマスコミとその御用専門家に是非とも見ていただきたいと思います。これを覆す理論を構築できるのだろうかと。インフルモデルではない中で、事象のみを客観的に積み上げれば、日本がアメリカや欧州のようにはならないという事はわかると思うのですが。それをわかっていて、意図的に扇動しているのかもしれませんが。ともあれ、楽観論では無く、重症化と死者数を減らすためには、決してPCR検査ではないという事はわかります。こういった仮説が、出てくる日本は、結構大したもんだなと感心します。