hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナは、ほぼ収束に向かっているように見えます。第3波は?

 日本においては、コロナ感染症の第2波は、ほぼ収束に向かっているように見えます。第1波の収束は、緊急事態宣言に伴う自粛によると解釈されておられましたが、第2波については、全くそういった事をせずに、収束に向かっているという事になります。私の予想では、9月中旬に一応の収束という事になるんだろうとしておりましたが、どうやら、もう少しかかって9月末くらいになるのかもしれません。収束という意味では、全国で100人未満が1週間くらい続くという事なのだろうと思います。

 世の中では、第3波があるという前提で、冬を恐れている意見が主流です。ただ、第1波と第2波の死者数、重症者数から考えまして、ウイルス株の変異、治療方法の確立、院内感染の予防といった環境の違いがつまり、良い方向に動いているように見えます。これは、中国の武漢はあまり真実がわからないのですが、イタリア、フランス、スペイン、イギリスの最初の致死率が、驚異的なものであった事から、植え付けられた印象があり、このウイルス感染症を客観的に見えていないように思いますが、その後のアメリカ、ブラジル、インドその他の国においても、感染者数、死者数は多いのですが、致死率は、初期ヨーロッパのように10%を超えるようにはなっていません。5%以下になり、更に下がる傾向に見えます。実は、第2波が来たと思われる、イギリス他も致死率はかなり低くなっております。

 つまり、一定の対処が可能になったと見る方が自然なのではないかと思います。ウイルス株の変異かもしれませんし、治療法の確立かもしれませんが。実際に致死率は下がっております。日本では、5%を超えていましたが、2%を切りました。もし、第3波が来れば、そして、大拡大すれば、もしかしたら1%を切るかもしれませんというか、確実に1%を切って、まさに、インフルエンザに近くなって来るのではないかと思います。

 さて、その第3波は、来るのでしょうか?実は、インフルエンザとコロナの同時感染拡大に関しては懐疑的に思っております。どちらか強いウイルスが生き残るというものです。インフルエンザ自体もその傾向がありまして、H1が流行っている時は、H3はあまり感染拡大せず、それらが収まってから、B型が流行るという傾向があるように思います。A型は症状が強い、特にH3型は強いので、H3が流行っているとそこに注目してしまって、症状の軽いB型は、気にならないで、我慢するというか、あまり医療機関に行かないで、自然治癒してしまうという事なのかもしれません。今年の2月以降、インフルエンザが流行しなかったというのも、コロナがインフルエンザを淘汰してしまったという事なのかもしれません。通常は、2月くらいから、B型が流行するのですが、症状が軽かったので、コロナが怖くて、病院に行かなかったのかもしれません。もし、12月、1月にコロナが流行していれば、A型と確実にぶつかっているはずですから、どうなっていたのか分かりませんが。逆に、A型の方がコロナよりも、症状が強くて、そちらが優先されたという事があったのかもしれませんが。

 つまり、第3波は来ないかもしれないと思っております。確率は低いのかもしれませんが、12月に、インフルエンザH3型(H3N2型 香港かぜ)が大流行したとすれば、コロナは消えてしまうのではないかと。理由という訳ではないのですが、H3型は、ウイルスが入ると発症が早い訳です。コロナのようにうじうじと体内で、ゆっくりと増殖する訳ではありません。当然、H3型が入ると、自然免疫が活性化します。まだ、獲得免疫は出来ておりませんが、多くの場合は、この自然免疫側で、感染を止めてしまう事になります。活性化した自然免疫は、H3型ウイルスを食べてしまうくらいですので、のろのろと増殖するコロナはひとたまりも無く食べられる事になると思います。そもそも、コロナは、自然免疫が活性化する前に、忍者のように、のろのろと増殖し、そしてある時点で、自然免疫の壁を乗り越えて、発症するという構造なのだろうと想像されます。インフルエンザで活性化した、自然免疫にはその少量からのゆっくりとした増殖は許されないのかもしれないと思うのです。勿論、ある程度のコロナ感染者は出て来ると思いますが、多くの場合は、それよりも、強毒で、感染力の強いH3型により淘汰されるのではないかと。もしくは、インフルエンザの変わりにコロナが大流行するのかというところだとは思いますが。その可能性もあるのですが。マスクをしていれば、ほぼ感染しないコロナと、マスクは全く関係ないくらい感染力が強いインフルエンザでは、どちらが勝つかは明白だろうとは思います。コロナが感染拡大するのは、今年と同じで、4月頃から、インフルエンザの流行が終わってからではないかと思ったりします。