hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

将来を見据えた対応は、立憲民主党がこき下ろすような悪手では無いと思います。中長期への対応は必須だと思います。

 どうしても、国民は近視眼的になるのは仕方がないのですが、やはり、コロナ対策も大事ですが、その後を準備するのも、政治の仕事だと言う政府の主張は当然だろうなとは思います。ただ、旅行券とか牛肉券とかが、どの程度、経済回復に貢献するのかという試算はされているのか?と思うと、心もとないようにも思います。

 立憲民主党PCR検査の話とマスクの話ばかりです。現実問題として、PCR検査を拡大するには、感染症法を改正する必要があると思います。例えば、検査所でなくても、PCR検査が出来るとか(大学等の研究室の機器と研究員を使えば数を増やすのは簡単だろうと思います。)ただ、現状では、伝染病の1類から3類の指定なので、保健所管轄になってしまいますので、保健所が感染防止に関する権限を全て負う事になると思います。季節性インフル並みにすれば、保健所はもっと具体的なコントロールが可能であり、医療機関も融通が効くだろうと思います。そして、特例で、検査所の拡大を設定すれば、PCR検査も10万件/Dayも可能になるかもしれません。

 ネックは、法律がこの感染症にフィットしていないのだろうと思います。そこを修正するのが、国会の役目であるのではないかと思いますし、マスコミもそこを理解しなければならないのではないかと思います。

 私は、それでも、PCR検査拡大は、あまり意味が無いのではと思っております。医療関係者と外来患者を含む患者、介護施設の関係者と入所高齢者こういった人達を優先し、徹底して、PCR検査を受けさせる事が重要だろうと思います。発症者は、CTで把握出来ますので、そこで迅速に対応することが可能です。そこの陽性者、あるいは無症状の陽性者を拾い出す事にどういた意味があるのか疑問でしかありません。通常の陽性者、軽症の患者はインフルとほぼ同じです。重症化する前に手立て出来れば、回復は可能だと思います。しかし、基礎疾患があったり、高齢であったりすれば、確実に重篤になります。そこを止めないといけないと思います。それには、そういった人が多くいる場所、つまり、院内感染の防止こそが、重要なのだと思います。

 ヨーロッパもアメリカも、ロックダウンを解除しようという方向に動いています。それは、もう仕方がない事なのだろうと思います。ロックダウンは意味を持たなかったからです。それよりは、感染コントロールをしながら、ウイルスと共存してゆかなければならないという事なのだろうと気がついたのだと思います。

 実は、アメリカにとって5万人の死者は、それ程致命的ではありません。数だけを見れば多いとは思いますが、アメリカの年間死者は、恐らく300万人くらいはいるだろうと思います。月平均でも30万人になります、2ヶ月で5万人は、それ程のものではありません。コロナでなくても失われる命も相当数あるはずです。つまり、まあ、そういった目安に気がついたという事なのだろうと思います。つまり、コントロールしながら付き合ってゆくレベルのものであると。

 日本もそうなのです。このウイルスが10万人、100万人を殺す事はないと気がついたと、思います。日本人は年間120万人くらいお亡くなりになられます。月10万人平均です、その内のコロナ死者450人は、まあ、0.5%くらいです。交通事故でも、4000人くらいお亡くなりになれれますし、確か、自殺者は3万人と言われているのではなかったと思います。もっと、冷静になる必要があると思います。インフルでも1万人近くが年間では命を落としています。このコロナは、特別なものではないという事です。