hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

感染症に関する研究者について。

 日本には、感染症に関する専門家が少ないと思います。医師資格はあったとしても、臨床経験がある程度あったとしても、ウイルス感染症に関する経験は、インフル、ノロ、ロタとかの既存の感染症の経験がせいぜいだろうと思います。SARSやMERSに関しても、論文を呼んだ程度ではないかと思います。そもそも、医者は、それ程、専門外の疾病に対する薬に対しても、専門的な知識を有している訳ではありません。製薬メーカーの研究者の方が遥かに、専門的な知識を有しているとは思います。MRはといえば、当たりハズレが多いのかもしれません。

 その上、日本においては、感染症予防に関する専門家はかなり少ないように思います。というか、ほとんど居ないのではないかと思います。そもそも、日本の医学部においてもこの分野は弱いのだろと思いますし、そもそも、感染症とか感染症予防を専門に研究する医学生はあまり居ないのではないかと思ったりします。似た分野として、免疫学とか、それを応用した癌領域の研究の方がはるかにトレンドでしょうから。

 しかし、こういった感染症が発生し、大問題になったことから、かなり、感染症に関する研究をする方が増えてゆくのではないかと思ったりします。特に、欧米では。もともと、日本は感染症に関しては、弱く、欧米が先進国であったと思います。欧米は、更に力を入れるのだろうと思います。これは、人類にとっては良い事なんであろうと思います。