hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

札幌雪まつりが感染の元だということをようやくメディアが報道し始めました。

 毎日新聞に、北海道の感染者数増大は、雪まつりか?という記事がありました。今更感が強いのですが、皆そう思ってたと思いますが、ようやく記事に出来たという事なのでしょうね。つまり、パンドラのツボを開ける事が出来たという事なのでしょう。私は不思議でした、何故、北海道に多いのかとの疑問について、全く話題にならないのです。誰もが雪まつりだと思っているのに。つまり、後援の欄に、ずらりと新聞社、TV局が入ってます。そりゃあね。(笑)そういうことです。これが、マスゴミの本質です。

 それと、感染者の統計的なトレンドを見ているグラフが出ていて、日本だけが違うというのが話題になっているようです。中国も、韓国も、イタリアも全て、同じような増加の曲線を描いているにも関わらず、日本だけは傾きが全然異なるというもので、日本が意図的に操作している証拠であるとの論調です。そりゃあ、そうだろうなと思います。日本は基本的に、クラスターを見るためにPCRを利用しておりますので、物凄い数の取りこぼしがあるはずです。ただ、このグラフは時系列的になっていると意図的に勘違いさせていますが、実際は検査のタイミングだけの問題です。つまり、あたかも、感染が時系列に広がったかのように見せているのですが、PCR検査のタイミングが異なるので、最初からその母数があったのかもしれないからです。つまりX軸をこの条件で、時間に取るというのは、まやかしに近いと思います。死亡者数であれば、納得出来ますが。

 ただ、それにしても、日本はあまりに少ないのは、意図的であろうと疑われてもしかたがありません。何故こういった選択をしたのかというと、日本は本当に地方の衛生研究所の体力が弱いということだろうと思います。民間であれば、もっと違う事になったのだろうと思いますが、さすがに、日本では未知のウイルス検査を民間に回すという環境は出来ていないと思います。もう少し、保険所やら衛生研究所の試験能力を見直した方が良いような気がします。つまり、民間に検査をさせるようにすることが必要なのではないでしょうか?今回の事で、厚労省もさすがにこれだけ検査インフラが貧弱であると確認出来たと思います。何らかの改善は必要だろうと思います。国は、結構、お金つまり予算で解決出来るものについては、早いですから、直ぐに対処出来るのではないかなと思います。

 前にもどりますが、もし、韓国やイタリアと同じようなカーブを描くにも関わらず、検査しておらず、放置しているのであれば、発症者が爆発しているはずだと思うので、本当かな?と思っております。日本の方が、スタートは韓国やイタリアよりも早いのですから。日本がある程度出てから、韓国とイタリアが追い抜いていった訳で、同じペースであれば、日本はもっと酷いのではないかと思います。一定の陽性者から一定の発症者が出るはずなので、日本の場合は、今発症者が400人くらいなので、その5倍2000人くらいが陽性者だろうと想像出来ます。韓国は7000人の陽性者で発症者は1400人くらいなのではないかと想像出来ますので、その3%が亡くなっているとすれば、まあ辻褄が会います。死者は50人くらいだったと思います。

 イタリアは、死者が360人になっております。陽性者は7000人という事で、致死率が陽性者に対して5%になっています。これは、本当に脅威です。この場合、発症者を20%としたら、発症者に対する致死率30%になるはずなので、韓国や日本とウイルスが違うのかなと思ったりしています。ただ、同じであるならば、イタリアの潜在的な感染者は5万人くらいいるのではないかと想像出来ます。発症者は1万人くらい。つまり、もう武漢状態です。つまり、イタリアは感染防御に失敗したと言えるのではないでしょうか?5万人が10万人になる蓋然性も低いとは言えないのではないでしょうか?発症者が2万人になれば、死者は600人となります。発症者2万人になれば、先ず、医療機関が崩壊します。ベッドが絶対数としてありませんし、医療関係者が完全に不足します。中国のように、軍隊と全国各地から人集め出来るか否かでしょうね。もし、それが出来なければ、イタリアは死の国になってしまうかもしれません。そうならないために、交通を遮断したのだろうと思います。人の交流を止めたようです。ただ、TVで見ると、ミラノが封鎖されるという事で、多くの人がその前に逃げ出しているようなのです。これは、全国に感染を拡大するでしょうね。そして、ヨーロッパは素通りですので、ヨーロッパに拡散するでしょうね。

 ウイルス性肺炎に関して言えば、運が悪ければ死んでしまいます。重篤になった場合、助ける術はあまり無いと思います。つまり、そのレベルで言うと、医療の差はあまり無い思えるので、致死率からの推定が出来るのではないかと思っている訳です。勿論、かなり環境が悪い国は違うと思いますが、韓国、イタリア、中国と日本を比べて、重篤なウイルス性肺炎患者を助ける能力に大きな差は無いだろうと思うのです。つまり、死者です。死者数が真実だろうと思います。死者から、発症者の数を予想出来ると思いますし、発症者から陽性の方を予想は出来ると思います。勿論、日本がこれから爆発するかもしれませんが、今のところはかなり頑張っているように思います。このまま、引っ張る事が出来ればと思います。しかし、今後毎日100人単位くらいで、陽性者が増えてゆけば、大変な事になると思います。日次のMAXは、100が目安でしょうね。死者が3名を超えるようになれば、これも要注意でしょうね。