hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナの状況 3月21日現在

 WHOのレポート60(3月19日)によれば、ヨーロッパの発症者に対する致死率は4%を超えはじめました。イタリアは9%から10%になる可能性も出てきましたし、スペイン、イギリスも4%以上、フランスも3%台に突入しました。ドイツは相変わらず0.2%となっております。基本的な設定と考えていますのは、発症者に対する致死率は3%、医療崩壊につながれば4%を超える。4%以上の場合は、感染拡大期であり、段々3%に向けて下がってゆくということ。もう一つのパターンは、低い数値から段々3%に向けて上がってゆくケース。これが、日本とか、韓国とか、アメリカ、ドイツのケースですが、この場合は、2つあって、検査を拡大したケース、つまり、不顕性感染者が多くいた場合。つまり、韓国とドイツがそのケースです。韓国の場合、発症者に対する致死率は4%を超えていると思いますので、日本と差は無いと思います。ドイツは、基本的に感染者が多いのですが、発症者も少ないというケースに見えます。つまり、本当に感染初期なのだろうと。これから、10日以内に、発症者が増えると思います。1万人の陽性者を出すと2000人の発症者、60人の死者というのがまあ、基本線だと思います。これを2%台に出来るのは、かなり難しいのだろうと思います。

 韓国も日本も3%を超えていますので、これが3%に向けて下がってゆけば、収束が確認されるものと思いますが、今は、その時期ではないだろうと思います。韓国も、そろそろ収束期なのかなと思ってましたが、新たなクラスターが出てますので、もう少しかかるのかも。アメリカは非常に危険だと思います。検査ができていないというのは、日本タイプです。しかし、感染者の増加は日本の数倍の規模です。とすれば、10万人の感染、2万人の発症、600人の死者というのが現実的だと思います。イタリアはそれすら超えてしまいした。そうなれば、アメリカは1万人の死者が発生する可能性だって無いとは言えないと思います。CDCという世界最高の感染予防制御組織が存在しているにも関わらず、この感染症を止められないのは、いかに、この感染症がやっかいなものかという事なのだろうと思います。

 しかし、アメリカは、この冬、インフルエンザで1万人を超える死者を出しています。コロナは、発症者に対する致死率は高いのですが、死者の絶対数はインフル並ではあります。つまり、これが、コロナの正体です。恐れる事は恐れながら、過度に恐れる事も無いというものだと思います。とすれば、日本の3原則はとても、素晴らしいものだと思います。それさえ守っていれば、制御可能のウイルスだろうと思います。インフルのような絶望的なものでは無いという事です。