hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

さあ、チャンピオンズリーグが始まります。

 2020-2021チャンピオンズリーグの組み分けが発表されました。毎年、この組み分けは本当に面白いですね。死の組が有り、比較的無風の組があったり。今回、最も楽な組を引いたのは、ドルトムントでしょうか。ゼニト、ラツィオ、クラブブルージュならば、上位2チームになる確率は高いように思います。そして、あまり、死の組っぽいのも無いように思います。日本人選手としては、ザルツブルグマルセイユリバプールもしかしたらバルセロナと出てくれるようなので、楽しみです。しかし、普通に日本人がCLにいるようになりました。10年前は全く考えられなかった事です。

 CLの出場者のレギュレーションなんですが、A登録25名中、4名は、自クラブ育成選手(15歳~21歳までのうち3年間以上在籍した選手)、更に、4名は地域内育成選手で同様、同じ地区のリーグでその期間に3年間在籍した選手となりまして、フリーな人は残りの17人です。B登録は、21歳までの選手で2年間クラブに在籍していればという事になります。

 久保くんが今年、セビージャに行っていたとすれば、17人枠に入る必要がありました。来年ならば、B登録が可能になりますので、登録の可能性はグンと増えていたでしょうね。レアルマドリーでも同様でして、今年の復帰は難しかったと思います。例え、外人枠が空いていたとしても。しかし、来年ならば、B登録出来ますので、登録される可能性はあると思いますので、まあ、来年かな?そして、その次の年からは、A登録で、8人枠に入る事が出来るので、スペイン内のCLに出るようなクラブでは結構重宝されるのではないかと思います。中井くんは、自クラブ育成選手の4人に入りますので、もし、実力が評価されれば、レアルマドリーでCLには出易いように思います。韓国のイガンインがバレンシアでCLに出られたのも、まあ、実力もあるんでしょうが、この4人枠が大きかったという事です。ただ、バレンシアから移籍すれば、8人枠の方に入りますし、それにあぶれると17人枠に入る必要がありますので、4人枠でいるとすれば、バレンシアでいる事は意味があります。ただ、バレンシアがCLに出られるのかという問題はありますが。そういった意味においては、イスンウなんかが覚醒した場合、バルセロナでは、4人枠に入る事が出来ますし、スペインであれば、8人枠に入れますので、少し有利ではあります。ただ、今のイスンウがCLに出るようなスペインのチームに入れるようには思いませんので、まあ、絵空事でしょうね。バルセロナの安部くんの場合は、一応バルサB所属ですが、17人枠に入れば、出場の可能性はあります。去年は、一応登録されておりましたし。関係無い事ですが、バルサは、メッシ、ブスケツ、ピケかつてのイニエスタ等メインの選手が4人枠なので、8人枠、17人枠に非常に余裕があったと思います。ヨーロッパのサッカーが結構、クラブの特色を生かそうとしているのが良くわかるし、若手を生かそうとしているのも良くわかりますし、そして、若手のチャンスは21歳(もしは、2年在籍期間があるとして、1年活躍する必要があるとすれば)18歳までに、ヨーロッパに行く必要があるんだろうなと思います。という意味では、久保くんの選択はリーズナブルだったんだなぁと思います。

 日本にも、今、スイスにいる若月くんとかセレッソの西川くんとか、横浜FCの斉藤くんとか18歳前後の逸材がいます。出来れば、彼らに、Bチームでも良いので、CLに出れるようなチームに行って欲しかったなと思いました。そういった意味では、韓国は、Jrユース時代から、ヨーロッパのクラブに移籍させており、結構そういったレギュレーションをうまく利用しているなぁという印象があります。