hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

コロナウイルスの変異について。

 コロナウイルスが自分の種の保存のために、感染拡大しやすく変異するというのは、言い方が悪いのかもしれません。色々な変異をする可能性はあるのですが、そういった変異をするウイルスが結果的に、感染拡大しやすい種が、生き残ると言った方が正解かもしれません、これが、自然のスクリーニング効果であると思います。そういった方向にウイルスは変異するのに、何故、癌は自分の宿主である人を殺すのか?という疑問を持つのかもしれません。結構、人は癌細胞を異物と考えがちで、正常細胞を自分自身と考える傾向にあると思いますが、実は、癌細胞も自分なのです。自分の正常細胞が複写の時に癌細胞に変異してゆく事は、恐らく、自分の遺伝子にタイマーとして組み込まれているもので、ある種の時限爆弾なのだろうと思います。

 ウイルスは、自分ではありません。ですから、その宿主を殺す事を目的としている訳ではなく、その宿主で出来るだけ多くの自分のクローンを作り、そのクローンを他の宿主に運んでくれれば良いだけなのだろうと思います。結果として、人を殺す事があるというものです。癌細胞は、まさに、その自分を殺すために作成されます。殺すことが目的です。そこは、根本的に異なるところだろと思います。

 植物が甘い果実を作るのは、その果実を鳥が食べて、その鳥が色々なところで、糞をすることで、自分達の種が保存されるという事だと思いますが、ウイルスも同じだと思います。彼らにとっては、種を保存することだけが目的なのだと思います。だから、段々弱毒化する、ワクチン等で抗体が出来れば、その抗体で消されないように、変異をするという事になるんだろうと思います。細菌には、抗生物質が有効ですが、直ぐに耐性菌が発生します。これが、微生物と人間の関係なんだろうなと思います。癌は、自分自身ですので、これを止めるのは、自分だけであり、もしかしたら、そのタイマーが、例えば、原子力やら他の要因で、人類が地球を破壊してしまうとすれば、その前に、人類全てを殺す事だって、インプットされているのかもしれません。