hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

地方に感染拡大し始めているようです。

 第3波では無いと思いますが、(第2波の再拡大的な感じではないかと想像しております、もし、第3波であれば、急激に上昇するはずなので、そこまでは行っていないと思います。)東京主体だったのが、地方に拡大し始めているようです。北海道はある意味、第3波に見えます。まあ、北海道は、最初の武漢型、次の欧州型と山が来てましたので、いわゆる、東京の第3波の東京型が感染拡大する可能性は高いと思われます。欧州型に比較して東京型は、感染力が非常に強いように思います。重症化率は低し、致死率も低いのですが。大阪、愛知はかなり拡大が止まらない状況になっているのかなと思います。

 この感染症の特徴は、基本的に変化してはおりません。基本は飛沫感染だと思います。いわゆる空気感染(飛沫よりも小さい浮遊粒子にウイルスが引っ付いている場合だと思います)は、それ程感染することは考え難いと思います。ただ、粒子が大量にいる空間、つまり3密の状況では、その細かい粒子に付着したウイルスによる感染があるはずだとは思います。

 何故、欧州型と東京型は感染者数がかなり違うのかと言えば、やはり変異だとは思います。本来の感染防御のメカニズムは、体内は入ったウイルスを、自然免疫が異物と判断して食べてしまいますので、感染しません。キラーT細胞とかマクロファージが破壊したり食べたりする事で、ウイルスの増殖を抑える事になります。しかし、ウイルスの増殖が速ければ、間に合わなくなってしまうので、次には、獲得免疫側に対策を依頼する事になるという事です。この獲得免疫は、IgA、IgE、IgGが有名ですが、IgAは、細胞性免疫ですので、ウイルスの増殖拡大には強いと言われております、血中免疫(液性免疫)として、IgEが先に出来て、IgGが後から作られます。IgGは強力ですから、だいたいIgGでウイルスを止めてしまう事になります。多くの場合ワクチンは、IgGを産生させる事を目的としております。ただ、IgGが間に合わない場合、つまりウイルスが大量に出来て、もう手が付けられない場合には、感染が重篤化してしまう事になると思います。

 インフルエンザ等において、高熱が出るのは、体温が高い方が、いわゆる自然免疫の効率が良い事であり、獲得免疫の生産にも都合が良いからだと言われておりますので、発熱は、必ずしも悪い事では無いのです。しかし、このコロナウイルスの特異性は、発熱より前に、人に移すくらい大量のウイルスが増殖しているという事だと思います。つまり、自然免疫や、獲得免疫が遅れて来るという事が非常にやっかいだと思います。つまり、この特徴から考えると、IgGの産生を目的としているワクチンは、感染防御できないのではないかという推論に至ります。勿論、重症化を防ぐのは有効あろうと思いますが、ワクチンにより産生された免疫が、ウイルスを殺すまでのタイムラグの間にウイルスは増殖して、他の人に感染拡大してゆくという事になるのではないかと。

 ただ、そもそも、このウイルスはそこまで深刻なものなのか?という疑問が今までずっとあります。3密を避ければ、マスク無しで、唾液が飛ぶ環境だけをケアーすれば良いのですから簡単だと思うのですが。そして、若い人は感染しても少なくとも致死率は低いのですから、高齢者がそれを守ればよいだけなんだろうと思うのです。それが、出来ない、高齢者は、残念ながら、運が悪ければ、命を落とすという事を自覚していればと思います。単純にそれだけなんだろうと。少なくとも、これから、地方に広がってゆくのは予想されますので、そこには、本当に高齢者が多いので、そこは、本当に気を付けて、自分を守って欲しいと思います。