hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

政治に期待するのは愚かだろうと思います。未来は、国民が作り出さなければ。

 政治、特に外交問題は、非常に複雑なんだろうなと思いますが、ただ一つ言えるのは、善人では外交は出来ないという事だろうなと思います。様々なカードを持ち、清濁合わせた対応をしないと、外交的な国益維持は出来ないという事なのだろうと思います。

 本質的に、日本人は外交が下手で、さまざまな苦汁を飲まされていたとように思います。強気に出て失敗し、弱気に出て浸け込まれて、相手の事を思って信じて、裏切られといった具合です。その典型が韓国問題です。元首相が、能天気に、韓国に謝り続けるべきであると言う国は、世界広しと言えども、日本だけでしょうね。普通この種の発言は、裏があって、何らかの利益をもたらすべく発せられるべきなのでしょいうが、この元総理は心底、善人なので、そういったものは無いと思われます。こういった人間(政治的には、単なるおバカ)が首相になれる国が日本なのです。

 面白い事に、戦前に生きていた人は少なくなりました。現在100歳の方でも、終戦時には、25歳であった計算です。日本人の多くは、戦争を知らないし、戦争で他国に迷惑をかけた事も理解せず、原爆を落とされた事、空襲を受けた事について、ぼんやりと知識があるだけでしょう。にもかかわらず、反日感情は一向に衰えず、中国、韓国、そして日本で燃え続けている訳です。いわゆる慰安婦問題や徴用工問題は、単なる外交上のツールでしかありません。本当に解決しようとしている人は、ほぼいないだろうと思います。彼らの商売道具でもある訳です。その活動により、生計を立てている側面もあろうかと思います、彼らにとっては、解決するべき問題ではなく、解決させてはいけない問題であり、どんどん拡散させるべき問題でもあると思います。彼らにも焦りがあります。慰安婦や徴用工の当事者がいなくなった時の事です。それでも、活動を続けられるかといえば、熱量はかなり落ちると考えるのが普通でしょう。つまり、まだ、何とか残っている今、いかにその火を拡大させて、また違うターゲットを探してゆくかが重要な戦略になっているという事だろうと思います。しかし、これが悪というものではありません。政治・外交とはこういった問題をツールとして巧みに利用し、国益も守る、あるいは利するというのが原則でもあるからです。

 逆に日本人は、当時の、中国人、朝鮮人蔑視政策により、洗脳され、今でもまだ、中国人、韓国人については、特別な感情がある人もいるだろうなと思いますので、それに、反省し責任を感じる人も、そのまま蔑視し続ける人もおられる訳で、洗脳というものは、本当に恐ろしいものだろうなと思います。その洗脳のベースを構成しているのが、マスコミでもある訳だろうと思います。彼らは、かつて戦争責任の片棒を担いだ訳です。蔑視政策にも声を上げませんでした。今度は、日本が中国や韓国より上の立場でいるから、大人として施しをしろと主張しております。現実には、日本は、もう、中国や韓国に利用されて、右往左往している弱者になっているのですが、それに気がついていないか、お金をもらうので、気がついていない振りをしているのかわかりませんが。彼らは、強いものに歯向かう事はしませんので、今、中国については、本質的な批判は全然しません。それより、中国のご意向に沿ってか沿わずか、アメリカの人種差別運動は徹底的に、アメリカ憎しで報道しております。つまり、彼らは、過去に日本の軍部のご意向に逆らえず、提灯記事を書き続け、日本を戦争に導いた事に対しての反省も無く、今度は、中国という巨大な力に屈服し、提灯記事を書き続けるという愚かさを繰り返しております。

 日本も、中国、韓国もアメリカもEUも東南アジア諸国も、アフリカ諸国も全て、対等であり、全て悪人が清濁合わせて外交交渉をしております。どこが正義なのか、そんなものは無いはずです、勝利者のみが正義であり、勝利しなければ生き残れないのが外交です。アメリカは善意で、香港、ウイグルチベット問題を取り上げているのではなく、中国に打撃を与えるために行っているわけです、中国はそれに対して、アメリカにも差別問題があると、黒人差別問題を煽るという事です。そこに、正義なんてものはありません。あれだけ、人権にうるさい、ドイツが、何故、ウイグル問題で、中国に何も言わないのでしょうか?それが、外交です。悪事は、政治家、外交官に任せる事です。一般人には、出来ません。韓国のように、逆に、外交に一般人を利用して煽ったりしますので、注意すべきです。

 私は、韓国や中国の人達ともそれなりに知り合いもおります。勿論、彼らから、政治の話を聞いた事はほぼありませんし、反日感情に溢れた発言や行為を聞いたり、見たりした事も無いです。人間って、国とか政治とかとはあまり関係無く、交流は出来るものだと思います。それ故、政治は政治であり、民間交流は民間交流であると思います。そういった意味で、今の日本人の若い子が、かつて、おじさんおばさん世代がアメリカの芸能人に憧れてたように、韓国の芸能人にあこがれているのを見て、微笑ましく思いますし、サムソンのスマホや、LGのTVやパソコンを普通に使っているのを見ても何も問題は感じません。民間では、政治や民族ではなく、優れたものが生き残るのです。今の日本は、優れたものが無くなりつつあります。それは、国民の責任でもあります。そこを全く問題としない、政治家とマスコミの問題でもあります。でも、最も大きな問題は、社会制度の老朽化でもあろうかと思います。社会制度が古くなれば、既得権益者がその利益を守ろうとして、より保守的な世界になり、社会的な成長が失われる事になります。今の、革新勢力と称する層を見れば明らかでしょう。彼らより頑迷な保守層は無いでしょう。左翼マスコミも現状変更には物凄い拒否感を示します。(できもしない理想だけを繰り返し、それをネタに現状維持を図り成長を止め続けているのです。ですから、TVはネットに負け出し、新聞は消えてなくなりそうですから)勿論、いわゆる保守層も岩盤の既得権益を有しておりますので、どっちも革新的な事は出来ません。

 イギリスの時代がより新しい社会制度を有したアメリカに取って代わられ、日本やドイツが追随し、中国が巨大化し、韓国が成長する事が出来たのは、その社会制度が新しく、既得権益層が構成される前であったからだろうと思います。おそらく、今回の香港問題を見ても、中国の時代は消えてゆくのだろうと思います。頑迷な保守既得権保有層が、中国の発展を止めてしまったんだろうと思います。もし、鄧小平時代の中国であれば、絶対にそんなアホな事はせず、香港の自由を守る素振りをしながら、少しずつ、ゆっくりと体制強化を行っていたでしょうね。香港が、そうであっても、中国は痛くも痒くもないですし、そこを出来るだけ利用した方が得であると判断したと思うのです。勿論、中国の成長が止まったからといって、日本が、代わりにとはとても無理です。日本がもし、変わるのであれば、戦争か、カリスマによる独裁しか無いでしょうね。日本は、これから、衰退し続けるでしょう。そして、その衰退がピークになった時に、新たな日本というものに変わるのかもしれません。明治維新のような熱量が発生して。そこまでは変わらないだろうなとは思います。既得権益層を破壊するのは、歴史上でも、破壊的な要因が無いと無理ですから。