hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

何故こんなに直ぐにバレる嘘をつくのでしょうか?

 黒川検事長の処分が懲戒ではなかった点において、どうやら、内閣と法務省が主導したとの事が明らかになって来ました。とすれば、法務省ではなく、内閣であると考えるのが適当であろうと思われます。内閣は官房長官が決めたのでしょうか?それとも首相でしょうか?不思議ですね。言い逃れとして、検事総長が決定したと答弁しておりますが、これは、無理筋でしょうね。検事総長もその旨発言しましたし。どうして、こんなわかり易い嘘をつくのでしょうか?そこまで、危機管理能力が無いのでしょうか?不思議で仕方ありません。

 そもそも、黒川氏の定年延長を決めた事も、大きな問題でした。何故、そんな事をしたのでしょうか?これもまた不思議で仕方ありません。流れに竿させば、当然問題が発生する訳で、そんな強引な事をしてはいけないと思います。やはり、長期政権による奢りがあったという事でしょうね。もう、残念ながら、この政権は持たないと思います。そもそも、謙虚さが全く無い。真摯に国家の問題に向き合っていないように思います。

 残念ですが。これから、復活するのはなかなか大変だろうなと思います。逆に、もの凄い不評の中でも、辞める事が出来ないという事になるのではないかと思います。少なくとも、コロナ騒動が一旦落ち着いた時、第二次補正を通した段階で、辞めるというのはアリだろうと思いますが、その時期を逸すると、秋からの第二波の途中では、辞めるのは難しくなると思います。安倍首相は、来年の9月からの4選を考えてはいないだろうと思います。とすれば、このまま、ずるずると、来年の9月の任期切れまで引っ張らざるを得なくなるのではないかと思ってしまいます。

 次期総理は、岸田さんとなるでしょうが、安倍政権が崩壊したまま続いたとすれば、石破さんの可能性も出てくるかもしれません。竹下派と石破派が組んで、そこにm,二階派が付いたら、可能性は残ると思います。岸田さんは、麻生派とどんな関係になるんでしょうか?安倍さんの意思どおりに、細田派が動くのでしょうか?細田派は、石破さんには行かないと思いますが、岸田さんにも行かないのでは?第3の人、河野太郎さん?が出てくるかもしれません。(まあ、無理でしょうが)

 石破さんは、可能性がほぼ無いと考えて、○日新聞と野党に魂を売ってしまいました。もし、政権を取ったとしたら、どうしても、そっちに配慮しなければならないはずで、細田派と麻生派が非主流に回ったとすれば、直ぐにOUTになるだろうと思います。それ故、難しいでしょうね。○日新聞は期待しているでしょうが。(そもそも、○日新聞に政治を動かせるような力は無いとは思いますが、彼らはそう思っているんでしょうね。)

 安倍政権が終わるのは、世論では無く、党内の声だろうと思います。それは、単純に選挙でしょうね。衆院議員選挙は、来年の10月で任期満了となります。それより前にはほぼ無いであろうと思われます。そして、9月には自民党の党首選挙があって、新しい首相の元で、任期満了選挙になるとすれば、間違いなく、自民党が勝つ事になるだろうと思います。それまで、溝さらいを安倍政権で行う事ができればいいんだろうと、考える事も出来るかもしれません。そもそも、今は選挙は出来ません。冬は、絶対に無理です。7月からはオリンピックがありますので無理でしょう。とすれば、この夏にするか、それとも、任期満了選挙にするかしか無いであろうと。そして、この夏にすれば、自民党は大敗するでしょうから、無いと。つまり、安倍政権は、首相自らが辞さない限りは、辞めさせる圧力は生じないという事になります。もし、任期途中で、それも、夏に辞めたとすれば、そこで、解散総選挙になりますので、自民党にとっては非常に危険だろうと思います。

 ただ、安倍政権以降は、憲法改正を想定しておりませんので、絶対的に2/3は不要ですから、過半数維持で十分ですので、ある意味楽ではあるでしょう。