hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

自民党総裁選挙の予想について

 自民党総裁選挙では、もう菅さんが決定的だと言われております。ただ、1年後には、フルスペックの総裁選挙がありますので、そこで、逆転の可能性もあると思います。ただ、菅さんが出ないとしても、大きな隠し玉の河野さんもおられると思いますので、次は、バラ色ではないと思います。

 石破さんは、党員票は強くて、議員票が弱いと言われておりますが、前回の総裁選挙では、議員票を、73票獲得しております。その前の前は決選投票で89票、その前2008年は21票です。最もチャンスがあったのが、2012年の総裁選挙で、1回目はTOPで、決選投票で逆転される事になりました。それでも、僅差でした。マスコミは、ここの印象が強いと思っているのかなと思います。しかし、2018年は、地方票も安倍さんに完敗しました。議員票に関しては329票対73票と圧倒的に負けております。もちろん、2018年は最初から、チャンスがありませんでしたし、今回も全くチャンスは無いと思います。1年後はどうなのかと言えば、現状ではまあ無理でしょうね。

 ただ、石破さんに雪崩が起きる可能性もあると思います。それは、今回議員票を100票くらい取れたとしたらという事です。前回の73票を切るようだと、1年後はノーチャンスだと思います。

 岸田さんは、出るという決断をしたという事を評価したらいいんじゃないでしょうか?少なくとも47人いる派閥の領袖でもあります。その数は二階さんと同じなのです。二階さんがイニシアチブを取れるのですから、岸田さんだって可能性はあると思います。重要閣僚も党三役も経験しましたので。経歴に問題は無いと思うので、1年間くらい、菅政権を支えて、例えば、官房長官くらいをして、権力の掌握方法を学ぶというのも良いのではないかと思います。チャンスはこれからでしょうね。次もしくは、次の次少なくとも、石破さんがこければチャンスはあると思います。

 私の予想では、石破さんは、議員投票で、惨敗するのではないかと思います。50票を切るのではと。そうなると、次回1年後は、完全に泡沫候補となると思います。となれば、彼は、なるべく早い時期に離党するのではないでしょうか?そもそも、現在の主張は、枝野さんとほぼ同じですし。溶け込み易いのではないかと思ったりもします。ただ、石破派は、殆ど彼についてゆくとは思えませんので、一人もしくは二人くらいを引き連れてという事になるのでしょうか?この方の政治人生は、2012年の総裁選挙で思いのほか票を得たという事で変わったのではないかと思います。その後は、かなり不遜な態度になったと思います。もし、あのまま、謙虚に、安倍総裁を支えて幹事長をしておれば、そして大臣を継続しておれば、例えば、財務大臣とか外務大臣とかを経験しておけばと思います。そうすれば、今回は、彼が圧勝したのではないかなと。やはり、人生って、いい時に間違うんだなぁと思ってしまいます。今回の惨敗(予想)は彼自身が巻いた種だと思います。

 政治家ですから、自分が間違えたと反省するのは無理だと思います。しかし、心の中で、自分の失敗を反省し、分析し、戦略を作り替えないと、新たに成功は難しいと思います。石破さんは、少なくとも、2013年頃から失敗しておりますし、それ以前にも、結構致命的な判断ミスをしていると思います。そもそも、朝日新聞グループに推される自民党総裁候補を、自民党党員が議員が支持すると大真面目に思っているのでしょうか?そこのセンスの無さは、日本の針路を誤るのではと思います。