hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

日本という国の問題点が浮き彫りになった、このコロナ騒動。

 日本の統治体制に関しては、非常に効率的では無いのだろうと思います。明治時代からあまり体制の進化は起きていないのではないかと思います。

 家賃に関する援助に関しても当然なのですが、そもそも、国はデーターを持たないのです。登記情報は当然ありますが、それと税務情報は意図的に結びつけていないという事です。出来れば、それなりの規模の企業には、月次の収支報告を義務付ける事にしておけば、そしてそのデーターを登記データ及び税務データと結びつけておけば、簡単に、支援が可能になると共に、脱税とか不正経理を見破る事もできるのだろうと思います。

 パチンコ屋さんなんて、普通に、こういったデーター収集システムを導入しておけば、コントロールは可能であろうと思います。企業情報は徹底的に見てゆくべきだと思います。それは、透明な社会を作るにおいては有用であろうと思います。

 個人情報に関しても、しっかりと見てゆく必要があると思います。マイナンバーカードと個人預金口座のリンクは当然です。これが無い方がおかしいと思います。実印なんて、明治時代の遺物です。マイナンバーと指紋を登録しておけば、非常に簡単に、精度高い管理が効率的に可能ですし、国民全員と海外から入国した人の指紋を全て取得して於けば、犯罪捜査も有効に使用出来ると思います。

 納税申告もマイナンバーで管理出来れば、入ってきたお金と高額商品の比較が可能になりますので、不正を防止出来ると思います。銀行口座も単純に、指紋認証にすれば良いだけです。銀行が指紋を管理する必要はありません。単純に、国保有の指紋データーベースに比較依頼するだけです。何も無ければ検索時間がかかるでしょうが、マイナンバーと氏名を特定すれば、短時間での照合は可能です。当然、企業も同じです。企業においても、銀行口座利用については、企業Noと登録者設定(個人特定)すれば簡単にデーター管理が出来るであろと思います。

 個人情報という一種の行き過ぎた権利主張が、国民の利益を阻害しているのが現状だと思います。ある程度の効率化を意識しなければ、国家が破綻してゆくと思います。それが、今の日本のたどっている道だろうと思います。国や地方公共団体の事務は効率化しなければ少子高齢化が進む社会では福祉を切り捨てなければならない時代がやって来るはずです。そうならないと権利モンスターは目を覚まさないのでしょうし、そうなると、反対し続けた過去を忘れて、また、批判をするんだろうと思います。何故効率化をしなかったのかとね。

 国の厚労省のコロナ対策室の写真を見ましたが、書類の山とホワイトボードが、昭和感を示していました。いま、企業で、こんな状況だったら、倒産するでしょうね。データー集積システムが出来上がった上で、その対応を協議、意思決定するのが、対策本部です。多くのディスプレイに地域別に、リアルタイムの情報が出ていて、グループで対応検討しているというのが本来的な姿だと思います。出来れば、TV会議システムを利用して、各都道府県対策室に情報確認と質問、そして協議をするという。しかし、現実では、昭和感満載で、恐らく、FAX、メール、電話を駆使して、エクセルにデータ入力するので手一杯なんだろうなと思ってしまいます。これでは、肝心の意思決定過程よりも、データーまとめに労力を注ぎ込まざるを得ないと思います。これは、国の統治体制が、昭和からほとんど進化していないのを意味しております。これでは駄目ですね。ネットでの情報集積システムは本当に簡単に構築出来ます。コストもあまりかかりません。マスク代の466億円あれば、ものすごいシステムが出来上がります。でも、そこに発想が行かないのは、政治家の責任でしょうか?まあ、政治家も衆議院では、明治時代のよう、札で賛否を示しております。時間の無駄です。ボタン一つで決済可能です。それにステータスを求める、アホ政治家が沢山いるというのが、この日本を象徴しているんだろうなと思います。