hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

第2波はやって来ると思います。確実に。

 種を撒いていたんだから、刈らなければならないということで、5月7日に緊急事態宣言を解除出来なかったという事について、政府の責任を問う流れになっております。おバカな事に、感染症のコントロールを政府が予想出来ると考えているように思います。文系脳のマスコミだからそう考えるのだろうと思います。

 しかし、このウイルスによる感染症は、コントロールが難しいと思います。特に、日本に中国株から、ヨーロッパ株に変わった時期から、コントロールが困難なものになったと思います。ヨーロッパ株の流入を招いたのは、間違いなく政府の責任だとは思います。しかし、問題は、あの時期、危険なヨーロッパに、旅行に行ってウイルスを運んだ人達が多くいたということだと思います。

 流石に、マスコミも、感染症をコントロールするという主張に無理があると考えたのでしょう。今度は、出口戦略を示せと主張しだしました。しかし、これも非常に難しいものです。主張するマスコミは無責任であると思います。そもそも、そこでまた、政府を叩こうという事だろうというのが、ミエミエだからです。

 誰もが一生懸命に、改善に向けて努力しているのは間違い無いと思います。批判は結構ですが、批判で全てが解決すると思っていたとしたら、それは大きな間違いだと思います。何が問題で、どう解決すべきかを明確に調査し、改善してゆく必要があると思います。

 PCR検査がうまくゆかないのは、間違いなく、保健所の力不足です。マテハンの問題です。サンプル採取から運搬そして検査、結果報告、そして、陽性者の移動まで、問題に保健所がからみ過ぎているのだと思います。これは、感染症法の第1類から第3類に指定されているからです。第5類と同様にすれば、ハンドリングはかなり変わります。何故、そこをしないのか、理解出来ません。そこを、変更すれば、簡単に解決すると思います。しかし、意地でも厚労省はしないと思います。自分たちの失敗を認める事になるからです。ここまで、多くなることをシュミレーションしていなかったという事でしょう。もし、これがコロナではなく、新型インフルだったら、恐怖だったでしょうね。新型インフルは第3類になっております。

 専門家委員会は、抗原検査を言っておりますが、これも、保健所が管理するのであれば、また詰まります。陽性は出るが、判断出来ないので、自宅待機となり、PCRで検査するという今までよりも、一つステップが増えるだけです。システムをもう少し整理しなければならないという事だろうと思います。

 経済問題について、焦るのは理解出来ます。家賃の肩代わりは、かなり大きな政策であり、それを野党が提出した事で、与党はかなり困難なものになっていると思います。この大きな政策を、野党主導というのは、与党は意地でも乗れないのだろうなと。しかし、ここに反対するのは難しいという事だと思います。これは、まあ、何をしても批判されるでしょうね。良くても、野党の手柄、悪くなれば、ボロクソに叩かれるというもので、いいクジはないでしょうね。まあ、ここは、意地はるのをやめて、野党案に乗るのが、最もいい戦略だと思いますけどね。どうせボロが出るので、その責任を野党に転嫁出来るから。でも、それは、さもしい考えですね。でも、今の与党はさもしいですから。野党のさもしさに感化されてますからね。

 本当に重要な事は、短期間でコロナと止める事でしたが、それはもう無理となりました。ただ、恐らく自然が解決してくれるとは思います。今まではある意味天災だと思いますが、秋からの第2波については、間違いなく人災となります。現行の問題点を分析し、早急に対策を考える必要があると思います。第1波の10倍の感染者を想定した場合、どういった政策を取るのか。明確な手法を確立しておく必要があると思います。

 今のやり方で、10倍になれば、一瞬で医療機関はパンクするでしょうし、多くの国民はわがまま放題で、勝手に動くだろうと思います。そこをどうするのか?答えは一つです、徹底的にPCR検査環境を構築し、抗原検査環境を構築し、感染症専門の病院を想定し、なにかあれば、そこを完全に感染症用に変える。そして、大きな施設、アリーナを直ぐに、病院に転用出来るように準備をする。といったやることが大量にあると思います。ほうっておいても、肉は食べますし、旅行にも行きます。そこに予算を使うより、第2波に備えるために予算を使うべきだろうと思います。