hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

武藤彩未さんの事など

  私は、さくら学院の在宅父兄さんではありますが、武藤彩未さんのファンではありません。彼女と中元すず香さんは、可憐ガールズのメンバーであり、さくら学院の初代生徒会長と2代目生徒会長という関連性もある、ある意味、ライバルで親友の関係なんだろうなと思っております。中元さんはさくら学院時代は、松井愛莉さんと地方組として関係性が深かったように思いますがが、まあ、それは、ファンとして外側から見ているだけの事で、色々と人間関係はあったんだろうなと思っております。

 さくら学院時代は、メインで、おそらくアミューズの期待の星は武藤彩未さんで、本人もそう思っていたのだろうと思いますが、中元さんのBABYMETALが凄まじく台頭して来た事により、地道に活動していた武藤さんとのギャップが大きくなり、本人達も色々な思いがあったのでしょうね。そうして、武藤さんは留学、アミューズ退社という流れになっていったのだろうと思います。

 武藤さんは、アミューズ時代に、いい歌を沢山もらってましたし、しっかりとプロモーションもされていたと思います。確か、おはよう朝日ですの、エンディングテーマも担当したことがありました。関西では、非常に多くの人が見ている番組でしたので、結構凄いなぁと思いました。あの、BABYMETALが出て、Suさんがアカペラでヘドバンギャーを歌って、喜多アナウンサーが腰をグキとした番組でもあります。かつて、安田美沙子もリポーターをしていた事もありました。

 武藤さんは、決して失敗した訳では無く、地道にポジションを作り上げていた段階なのだろうと思います。ソロ歌手では、大きなタイアップが無いとなかなかは大変だろうと思います。しかし、それなりのタイアップも取れて、少しづつ実績を重ねてゆく事ができる段階だったのだろうと思います。しかし、本人も親しい周りもBABYMETAL、中元さんと比較してしまって競争しようとしたのではないかと思ったりします。武藤さんがソロデビューした頃には、BABYMETALは武道館してましたから。武藤さんも武道館なんて、簡単だろうと思っていたのではないでしょうか?

 しかし、現実は、武藤さんにとって1000人の壁が存在したという事になります。BABYMETALは、鹿鳴館からBLIZ、ZEPPNHK、幕張イベントホール、武道館とまたたく間に駆け上がってゆきました。しかし、武藤さんはBLIZが満員にならないという事で、焦りもあったのでしょう、代々木公会堂を1900円というディスカウントで集客しました。これは武藤を知って貰えれば、ファン層は拡大するだろうという、アミューズ側の自信の現れでもあったと思うのですが、結果的には次に繋がらなかったように思います。

 原因は、やはり焦りなんじゃないのかなと思います。ソロで、そして、いい歌をもらって、それなりのタイアップももらっている。それだけでは、やはり跳ねない。やはり大きな運が必要だろうと思います。その運をBABYMETALは簡単に掴んだという事なのですが、そうではなくて、やはり、KOBA氏のセンスであり、中元さんの歌唱力、そして声の質であり、YUI、MOAの破壊的な可愛さであり、多くの要素がからみあったからこそその運を掴む事が出来た訳だろうと思います。それを、本人も周りもあまりに楽観的に捉えて、そして、悲観的になったという事なのかもしれません。

 しかし、復帰後の武藤さんは結構そのへん、地道に活動されているように思います。彼女は声質も良いし、歌もうまいので、何かチャンスがれば、その運を掴む事が出来るかもしれません。勿論、その運を掴む確率は低いでしょうが、それでも、BABYMETALやさくら学院といったちょっとしたアドバンテージはありますから。地道に気長に努力してゆくことなのだろうと思います。まだまだ、ソロ歌手としては先が長いと思います。アイドルはさすがに10代まででしょうが。