hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

今回のコロナ感染症の伝播モデルをスペイン風邪においている事に疑問を感じております。

 コロナ感染症の予測をする時に、必ずスペイン風邪を想定する人がおられます。専門家の先生型にも多いと思います。しかし、本当にそうなんでしょうか?少なくともスペイン風邪は第1波と第2波の間に1年ありましたので、季節要因があったと思うのですが、今回のコロナは季節要因があまり感じないように思います。だから、冬になったら、感染爆発するという説にはあまり説得力が無いように思います。つまり、感染爆発の可能性は常にあると考えた方がいいのだろうという事だと思います。

 各国の状況を見ると、ウイルス干渉でインフルエンザが勝利するかと思いきや、結構多くのウイルスにコロナが勝利しているようです。つまり、日本においても、この冬にインフルエンザが流行するという事は、コロナが収束しているという事になりますし、コロナが現状のままであれば、インフルエンザが流行しないという事になります。これは、オーストラリア(今、冬です)の状況を見れば、一目瞭然なのですが、何故か専門家もマスコミも全く取り上げません。あれほど、インフルエンザとコロナの同時流行を警戒しているにも関わらず。不都合な真実なのでしょうか?

 コロナ感染症の特徴として、完全制圧したと言われている国は、中国と台湾とニュージーランドといったところなのですが、これらの国は、交流を止める事で感染症を食い止めました。その他の国においては、まだまだくすぶっているんだろうなと思います。フランスは、今頃になって1日あたりの最多感染者を記録したりしています。ヨーロッパでは、実は最も成功した国は、スウェーデンではなかったかと思ったりしています。もちろん、スウェーデンが多くの死者を出した事に批判はあると思いますが、ある意味何も自粛をしない中で、かなり制圧に向けて動いているというのを見れば、方向性として最も正しかったのではないかと思ったりします。スペイン風邪の幻影、武漢の映像等により多くのマスメディアとそれに洗脳された一般大衆に対して、放置という言い訳出来ない政策をした事は、本当に勇気がある、ある意味政治生命をかけた決断だったんだろうと思います。日本では、まあ、絶対に無理だったと思います。

 交流の中止により制圧したとしても、国毎の交流が開始されますと、感染拡大の恐れが生じてしまいますので、各国が、感染防御に成功するまで、ずっとコントロールしてゆく必要がありますので、大変だろうと思います。ワクチンが必要になるのですが、ワクチン自体の有効性安全性及び持続性が明確ではありません。特に持続性は問題でして、個体における免疫メモリー期間というよりは、ウイルス株の変異スピードというものがあると思います。

 想像の世界ですが、根拠はありませんが、一般に言われている免疫の壁って全人口の60%とかと言われていると思うのですが、このウイルスに関して、もしかしたらもっと低いのではないかと思ったりします。つまり、このウイルスの特徴は、いわゆる3密環境での感染が多いという事です。それ以外ではマスクくらいで、十分防御が可能なようです。という事は3密から発生するので、そこにかかわる確率の高い人が免疫を有すれば、安全になるという事です。つまり、ホストとかキャバクラでの感染拡大はそこに従事する人達が抗体を有しているという事から完全拡大しなくなるという論理です。そういった場所を行ってはいけないというより、そこが安全であるという逆転現象が発生する可能性です。それが増えてくれば、国民の大多数に抗体が無くとも抗体の壁が出来るという事なのだろうと思います。つまり、日本での第3波は、第2波より少ないのではないだろうかという想像です。この冬は意外と、今と同じくらいのペースで、インフルエンザの無い平穏な冬になるのでは?と淡い期待を描いております。