hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

ヨーロッパでは確実に第2波が来たようですね。

 スペイン、フランス、イギリスそして、ドイツとイタリア。ヨーロッパが第2波に襲われております。感染拡大の1日の陽性者は、第1波の2倍から3倍となっております。ただ、今のところ、死者はそれ程増えていないようです。元々、もの凄い数の死者を出しましたので、そこと比較するとという意味ではありますが。

 あれだけの感染者を出しても、ここまで増えるという事は、やはり、第1波と第2波は変異したものではないかと思っております。世界で初めて、本格的な第2波に襲われたのは、日本であると思います。ヨーロッパのケースは非常に日本に似ております。

 私の現時点での予想は、コロナウイルスは、元々、ミックスポピュレーションであったのではないかという事です。そして、そのポピュレーションは、大きく2つの変異株があったと考えております。そして、最初に、毒性の高い、感染性の低い株が拡大した。その拡大を抑え込んだ後に、毒性の弱い、感染性の高い株が拡大したという仮説を考えています。タイプとしては、L,S,K,Gの4タイプがあると言われておりますが。日本もヨーロッパも、最初の第1波はG型であったのではないかと考えております。その後の第2波はS型(亜型としてのK型やL型も含む)ではないかと思っております。特性的には、毒性と感染性で、ある程度フィットします。遺伝子レベルでも解析でも、TCC,TCT,CTCに分類されていて、TCCとTCTは、亜型として考えるとすれば、2つの変異株という事になります。ですから、感染拡大は2つの波を生むのではないかと、私は、考えております。

 私の仮説は以下のとおりです。

  ① このコロナウイルスは、インフルエンザのように変異はしないのではないか?

  ② このコロナウイルスは、大きく分けて2つの変異株がある。

  ③ 2つの変異株は、強毒性で、感染性が低い株と、弱毒性で、感染性が高い株。

  ④ コロナウイルスはインフルエンザとウイルス干渉を起こし、優位。

     コロナウイルス拡大中は、インフルエンザ等のRNAウイルスの拡大が抑え

     られる。

  ⑤ このコロナウイルスは、季節性はあまり関係無い。

  ⑥ このウイルスのワクチンは、あまり効かない。副反応はかなり強いのでは?

     そもそも、ウイルスベクターやmRNAワクチンは、有効性に関する実績

     はあまり無い。有効性の基準となる抗体量のマーカーが明確では無いので、

     抗原量を多くするか、免疫増強剤(アジュバント)を入れる。となれば、

     副反応が強くなる可能性が高い。という事です。そうならなければ良い

     とは思いますが。

  ⑦ 変異株が感染拡大の要因であるならば、第3波は来ないはずである。

     第3波が来れば、推論は間違いで、変異株が発生したか、それとも、株

     の問題ではなく、感染防御システムの問題であるという事。

 以上を、自分なりに、想像しておりまして。その答えが知りたいので、日本の第2波が早く終わればいいのにと思っております。そうすれば、結果が分かりますので。