hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

日本は民主主義で、法治国家です。人民裁判をしてはいけませんよね。

 日本は、民主主義国家なので、刑が確定するまでは、無罪となります。しかし、一部では、検察からのリーク情報のみで、勝手に有罪にしてしまう風潮がありまして、いつから、日本は人民裁判の国になったんだろうと思います。河井夫妻に対しても、もう、有罪確定で、議員としての給与の支払いが問題であるというような風潮が見られますが、それって、もう民主主義国家とはとても思えません。

 民主主義は、手続きが大変で、効率的なシステムではありませんが、それでも、日本人は民主主義を選択しております。そうであれば、そのシステムを守る必要があります。日本は民主主義に基づいた法治国家です。河井夫妻は、最終刑が確定するまでは、その権利が保障されております。ただ、もし、問題であるとすれば、法制定して、起訴された段階で、俸給の支給を止めて、一時預かりとし、無罪確定後に全額支給するというようにすれば良いのではないかと思います。そういった、法律を作って、運用するのが民主主義国家であり、法治国家であると思います。

 そもそも、同時に、親子で国会議員とか、夫婦で国会議員とかは、法律で制限すべきではないでしょうか?何人たりとも、国会議員になる権利はあると思いますが、多様な意見を聞く、多様な国民を代表するという観点からすれば、制限しても良いのではないかと思います。そもそも、衆議院とそのコピーとしての参議院は必要でしょうか?例えば、衆議院は、完全小選挙区にして、参議院は、完全比例代表制にするとか、1都道府県から1名とするとか、視点を変える必要があるのではないかと思います。そうすれば、親子や夫婦が2議席を占有するという異常さに気が付くのではないかと思います。今のままの2院制は、民主主義の欠点である手続きの非効率化の象徴であるように思います。同じ視点の集団が2回検討する必要は無いと思います。

 衆議院の比例復活も非常にアホなシステムですね。それよりは、現在の参議院と同じように、最初から比例、そして拘束名簿制にしている方が目的として明確だと思います。そもそも、大臣クラスの行政にかかわる議員は、小選挙地域を代表するような既得権を認めてはいけないのだろうと思います。

 ともあれ、何か問題があれば、法律の改正です。しかし、実際は、省令やら、課長通知という権限的にあいまいな国の指示によって、運用されております。国会議員の怠慢です。というか、思考回路の問題で、議員は、法律を作る能力がありません。官僚がベースを作成します。しかし今、その官僚のレベルが劣化し、それをチェックするべき、国会議員のレベルが劣化しております。元にもどって、国会議員の質を高めましょう。そうすれば、官僚のレベルもUPするはずです。