hikarimetal’s blog

基本的に自分のためだけにメモとして書いております。

小学校の頃、人の悪口はだめ、他人を理解しましょうと教わったはずですが。

 つくづく思うのは、ワイドショーなる番組を見続けていると、とっても気分が暗くなるなぁという事です。子供の頃に学校で、教わったのは、他人を無闇に貶めたりしてはいけませんということです。他人を理解するように努めましょう。一方的に悪口を言ってはいけませんという事だったと思いますが。ワイドショーでは、一歩的に国やら地方行政を口汚く罵り続けるわけです。外国でも、トランプ大統領と言えば全面否定で、罵るのです。理解しようともせずに。中国の事はしっかりと理解するのですが。

 つまり、自分達が正しいと思って来た倫理観を全て否定しているのがワードショーなる番組だからです。これを見続ける人達はどんどん、本来有している、倫理観を失うのだろうなと。つまり、相手を見て、誹謗中傷出来る相手ならば、徹底的に叩いていいんだなと、いう事です。もちろん、誹謗中傷していけない中国とか韓国とかは大切にしすぎるくらい大切にしますが。

 日本人の多くが、自分で考える事をやめて、誰かの指示待ちになってしまったように思います。何か問題あれば、政府の対策がと言って、口汚く罵るのですが。しかし、例えば、コロナ感染症であれば、自分で注意すれば、感染をかなり防ぐ事が出来ます。それを実践している人が大部分で、何度も言うように、命を賭けて飲み会に行く人は、自分の判断で行くのですから、それはそれでいいんじゃないでしょうか?そういった家族を持つ高齢者は、その人と接触を止めればいいんですから、命をかけて孫と直接会いたいのであれば、会えばいいと思います。国が都がそこまで制限しますか?そこまで制限される事を国民は望むのでしょうか?わがまま放題の自分勝手な人が大声で権利を叫ぶ社会です。それを、積極的に応援するのがワイドショーなんだろうと思います。政府が都が、決めれば、全部悪であり、していない事は出来る出来ない事関係なく、罵り続ける。

 日本には、宗教が無いので、基本的な倫理観が無いのかもしれません。もちろん、多くの宗教は、現世利益を否定する上で成り立っているはずなのですが、現在の宗教ほとんど全てが、現世利益を肯定するようになっております。一部の過激な宗教では、他の宗教を否定する事、実力で排除する事を是とするものもあります。しかし、元来の宗教は、この世で、利益を得ない事、求めない事で、来世に向かうというものであったはずです。現世は相対的なものですから。日本にも、仏教は本質的にはそうであったはずです。しかし、お葬式のセレモニーとなってしまった仏教はその僧侶は、基本的には、結婚式の司会者と何も変わりません。まだ、キリスト教やらイスラム教には、その本質を求める人達が存在しておりますが、日本にはほぼ無いのだろうと思います。ですから、日本人は宗教が無いので、絶対的な価値観を有していないのだろうと思います。多くの人は、絶対的価値観をお金であったり地位名声権力であったりと思っているのでしょうね。それが、最も、宗教として否定されていたものなのですが。

 コロナ感染症は、その人が自己をコントロールできれば防ぐ事が出来ます。それは、自分が考えれば良い事であって、国や都の指示で、強制されるものではありませんし、ワイドショーで自分勝手な誹謗中傷に義憤を感じる必要もありません。大多数の人はコントロール出来ております。コントロールしたくない人は、命を賭ければ良い、ただそれだけです。国や都のせいにするのは簡単ですが、そんな自分をコントロール出来ない人は、指示を受けても抜け道を探すでしょう。そういった人を救う必要は無いという事です。